# 環境影響評価

和歌山県の山間部に風力発電計画 環境影響評価審査会が厳しい意見
2024.06.27

和歌山県の山間部に風力発電計画 環境影響評価審査会が厳しい意見

和歌山県有田川町、日高川町の山間部の尾根で大和エネルギー(大阪市)が計画中の風力発電事業について、県環境影響評価審査会が27日、和歌山市内で開かれた。同社が提出した環境影響評価準備書の説明資料に対し、有識者らでつくる審査会の委員からは厳しい意見が相次いだ。この風力発電計画は、両町

原発建設「時間猶予ない」 経産省、エネ計画会合で
2024.06.25

原発建設「時間猶予ない」 経産省、エネ計画会合で

 経済産業省は25日、総合資源エネルギー調査会の原子力小委員会を開き、エネルギー基本計画の改定作業を念頭に、次世代型原発の建設には環境アセスメントや建設工事に約20年かかるとの目安を示し「時間的な猶予はない」と説明した。現行計画は「可能な限り原発依存度を低減」と明記している。 政

韓国月城原発4号機、使用済み核燃料貯蔵水2.3トン海に漏れ出す
2024.06.23

韓国月城原発4号機、使用済み核燃料貯蔵水2.3トン海に漏れ出す

稼動を中断して定期検査を受けた慶尚北道慶州(キョンサンブクド・キョンジュ)の月城(ウォルソン)原子力発電所4号機で使用済み核燃料貯蔵槽にあった貯蔵水2.3トンが排水口を通じて海に放出された。ただ放出された貯蔵水の有効放射線量は一般人の年間線量限度(人体に害がないと考えられる放射線の量的限界)を

「THAADの電磁波が星州のマクワウリを汚染」 でたらめなデマがなくなるのに8年もかかる国【6月20日付社説】
2024.06.20

「THAADの電磁波が星州のマクワウリを汚染」 でたらめなデマがなくなるのに8年もかかる国【6月20日付社説】

 これまで8年にわたり在韓米軍THAAD(高高度防衛ミサイル)反対集会が行われていた慶尚北道星州郡韶成里のマウル会館前が静かになった。2016年にTHAAD配備決定が下った後、風の静まる日はなかった場所だ。星州闘争委・金泉対策委・円仏敎非常対策委・全国行動など6団体が相次いで反対集会を開いた。

外苑再開発、小池氏「争点ならない」
2024.06.19

外苑再開発、小池氏「争点ならない」

 東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に立候補する現職の小池百合子氏(71)は19日、多数の樹木伐採に対して批判がある明治神宮外苑地区の再開発について「(選挙戦の)争点にならない」との認識を示した。同日午後に日本記者クラブ(東京都千代田区)であった、立候補予定者4人による共同記者会見で述

同時刻に小池都知事と蓮舫氏が会見…小池氏「公約は18日の大安に」、蓮舫氏は外苑再開発の手続きやり直しに言及
2024.06.14

同時刻に小池都知事と蓮舫氏が会見…小池氏「公約は18日の大安に」、蓮舫氏は外苑再開発の手続きやり直しに言及

 東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への立候補を表明している小池百合子知事(71)は14日、自身の公約を18日に発表することを明らかにした。同じく出馬表明している立憲民主党の蓮舫参院議員(56)も、「公約は来週早々に発表したい」と改めて述べた。 12日の立候補表明後、

世界自然遺産の携帯基地局へ異議、科学委が中断と再調査を要望
2024.06.07

世界自然遺産の携帯基地局へ異議、科学委が中断と再調査を要望

 世界自然遺産・知床の知床岬で進む携帯電話基地局の整備事業について、学者で作る知床世界自然遺産地域科学委員会(中村太士委員長)は7日、希少種オジロワシなどへの影響が強く懸念されるとして、工事を中断し、動植物への影響を再調査するよう環境省に求めた。環境省は関係省庁や事業者に理解を求める。

関門国道トンネル、関門橋に続く「3本目のルート」2030年代に完成も…事業主体などに検討課題
2024.05.30

関門国道トンネル、関門橋に続く「3本目のルート」2030年代に完成も…事業主体などに検討課題

 本州と九州をつなぐ道路の「3本目のルート」として計画が進められている下関北九州道路(下北道路)は今後、都市計画と環境影響評価の手続きが進められる。順調に進展すれば、数年以内に事業化が決まって着工し、2030年代に完成する可能性がある。一方、事業主体や整備手法など検討が必要な課題もある。

リニア水位低下問題、JR東海「湧水1日2000トン川に放流」 専門家「相関が明確」岐阜県審査会
2024.05.30

リニア水位低下問題、JR東海「湧水1日2000トン川に放流」 専門家「相関が明確」岐阜県審査会

 リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が進む岐阜県瑞浪市大湫(おおくて)町で井戸などの水位が低下した問題で、県は29日、県環境影響評価(アセスメント)審査会の地盤委員会を開いた。JR東海は同町の日吉トンネル掘削現場で続く湧水の状況について、3月下旬以降、1日当たり2千トン前後の水を河川へ放流して

絶滅危惧のオジロワシ、携帯の建設現場近くに営巣、環境省が対応検討
2024.05.28

絶滅危惧のオジロワシ、携帯の建設現場近くに営巣、環境省が対応検討

 世界自然遺産・知床の知床岬で工事が進む携帯電話基地局の建設現場近くで、国の天然記念物で絶滅危惧II類のオジロワシが営巣していることが研究者の指摘でわかった。繁殖や生息への悪影響が懸念され、環境省は対応の検討に入った。臨時の知床世界自然遺産地域科学委員会(中村太士委員長)を開く可能性も出てきた

「ほとんどが詰めの段階」リニア巡る環境評価、静岡市は31項目検討終了 県と異なる見解示す
2024.05.23

「ほとんどが詰めの段階」リニア巡る環境評価、静岡市は31項目検討終了 県と異なる見解示す

静岡市は5月22日、リニア工事について議論する協議会を開き、難波喬司市長は静岡県が懸念する47項目について「ほとんどが詰めの段階である」との認識を示しました。<静岡市 難波喬司市長>「静岡市としては環境影響評価にかかわるJR東海との対話は最終段階であると認識している

知事への答申について協議 洋上風力発電計画の環境影響評価審査会【徳島】
2024.05.21

知事への答申について協議 洋上風力発電計画の環境影響評価審査会【徳島】

美波町沖で計画されている「洋上風力発電」の環境への影響について審査する、2回目の環境影響評価審査会が5月21日開かれ、知事への答申について協議されました。この審査会は、美波町沖で計画されている洋上風力発電について、環境への影響を考えるために開かれています。21日に開

30年続いた難題に決着 国内最悪の汚染廃棄物、処分場建設へ
2024.05.20

30年続いた難題に決着 国内最悪の汚染廃棄物、処分場建設へ

 大阪府豊能、能勢両町でつくる「豊能郡環境施設組合」のごみ焼却施設で起きた国内最悪レベルのダイオキシン汚染問題で、廃棄物の最終処分を目指す組合が6月、豊能町の処分場建設予定地周辺で環境影響評価(環境アセスメント)を始める。安全性への懸念もある中、環境への影響を数カ月かけて調べる。約30年にわた

東京メトロ有楽町線・南北線延伸へ前進 東京都が環境影響評価
2024.05.17

東京メトロ有楽町線・南北線延伸へ前進 東京都が環境影響評価

神宮外苑の再開発、樹木保全案の再提出なく 審議は6月以降に
2024.05.13

神宮外苑の再開発、樹木保全案の再提出なく 審議は6月以降に