# 液体水素

液体水素普及へ、トヨタがインフラ整備に乗り出した
2024.08.03

液体水素普及へ、トヨタがインフラ整備に乗り出した

トヨタ自動車が液体水素を燃料とする車の社会実装に向け、インフラの整備に乗り出した。既存の水素ステーションを活用した充填方法や、ボイルオフガス(自然に気化するガス)を回収し電力に変換する取り組みを始めた。トヨタはモータースポーツの現場を通じ、2023年から液体水素エンジン車の開発を進めている。こ

液体水素で走るメルセデスの燃料電池トラック、アマゾンなど5社に初めて引き渡し
2024.07.29

液体水素で走るメルセデスの燃料電池トラック、アマゾンなど5社に初めて引き渡し

ダイムラー・トラックは7月25日、メルセデスベンツの水素で走る燃料電池トラック「GenH2」のプロトタイプ5台を顧客5社に引き渡した、と発表した。同社は、持続可能な輸送を推進するため、燃料電池トラックの開発を進めている。同社は2039年までに、主要市場(EU30、米国、日本)でC

水素カローラ、無念のリタイヤも「地に足つけてモータースポーツ基点の車作りを」
2024.07.29

水素カローラ、無念のリタイヤも「地に足つけてモータースポーツ基点の車作りを」

水素やカーボンニュートラル燃料をはじめ、サステナブルな車両開発の実験場としても注目される「スーパー耐久(※)」。トヨタは、モリゾウこと豊田章男会長が率いるルーキーレーシングとして、7月28日に大分県「オートポリス」で開催された第3戦決勝に出場。液体水素エンジンで走るトヨタの『GRカローラ』は6

トヨタ「液体水素カローラ」のオートポリス戦は富士24時間のリベンジ 先端開発環境でトラブル解消と航続距離の実証へ
2024.07.28

トヨタ「液体水素カローラ」のオートポリス戦は富士24時間のリベンジ 先端開発環境でトラブル解消と航続距離の実証へ

■ トヨタ「液体水素カローラ」を最先端のクルマ開発環境で鍛える 7月27日~28日の2日間にわたって、スーパー耐久第3戦がオートポリス(大分県日田市)で開催され、28日には5時間耐久レースの決勝が行なわれる。このスーパー耐久レースには開発車両が参加可能なST-Qクラスが設けられて

トヨタ、水素吸蔵合金で液体水素カローラのボイルオフ対策 吸蔵合金はマツダも利用した日本重化学工業製
2024.07.27

トヨタ、水素吸蔵合金で液体水素カローラのボイルオフ対策 吸蔵合金はマツダも利用した日本重化学工業製

■ 液体水素のボイルオフガス問題に一つの回答 トヨタ自動車は、未来のカーボンニュートラル社会のためにマイナス253℃の液体水素を燃料とする液体水素カローラ(液水カローラ)でスーパー耐久ST-Qクラスに参戦しているが、第3戦オートポリスでは液体水素のネガティブポイントとされるボイル

トヨタ「水素エンジン車」進化…楕円形タンク開発、搭載量1.5倍
2024.05.28

トヨタ「水素エンジン車」進化…楕円形タンク開発、搭載量1.5倍

トヨタ自動車は液体水素の搭載量を従来比1・5倍に高めた楕円(だえん)形タンクを開発した。水素エンジン車の改良の一環。タンクはこれまで高い圧力を均等に分散できる円筒形だったが、安全性を担保しながら車内スペースを効率良く使えるよう異形化した。航続距離は約135キロメートル。このほか液体水素をエンジ

昨年登場の液体水素カローラが富士24時間でさらなる進化! タンクを異形化して航続距離大幅増を実現
2024.05.25

昨年登場の液体水素カローラが富士24時間でさらなる進化! タンクを異形化して航続距離大幅増を実現

 富士スピードウェイで5月25日に決勝レースがスタートするスーパー耐久シリーズ第2戦 富士24時間レース。トヨタは液体水素を燃料として搭載した『#32 ORC ROOKIE GR Corolla H2 Concept』を走らせるが、記者会見の中で車両の進化について説明された。 ト

液体水素エンジンでS耐参戦 トヨタ、タンク改良などで航続距離伸ばす
2024.05.25

液体水素エンジンでS耐参戦 トヨタ、タンク改良などで航続距離伸ばす

 トヨタ自動車は24日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で同日から3日間開催される自動車レース「スーパー耐久富士24時間レース」に液体水素を燃料として搭載したGRカローラで参戦したと発表した。昨シーズンからの課題だった、燃料ポンプの耐久性を向上したほか、タンクの改良により液体水素の積載量を増

耐久性8時間を24時間以上へ、液体水素カローラ搭載ポンプにデュアルドライブを採用し計画停止を廃止
2024.05.24

耐久性8時間を24時間以上へ、液体水素カローラ搭載ポンプにデュアルドライブを採用し計画停止を廃止

■ 液体水素ポンプの耐久性が8時間から24時間以上へ スーパー耐久富士24時間レースが5月24日~26日の3日間にわたって富士スピードウェイで開催されている。トヨタ自動車は液体水素を燃料として搭載し、水素を燃焼させて走る液体水素カローラで参戦しているが、長時間の耐久レースを走行す

富士24時間、液体水素カローラは異形楕円タンク搭載で航続距離1.5倍に 富士の周回数は12周→20周→30周へ
2024.05.24

富士24時間、液体水素カローラは異形楕円タンク搭載で航続距離1.5倍に 富士の周回数は12周→20周→30周へ

■ 容量が1.5倍になった液体水素燃料タンク スーパー耐久富士24時間レースが5月24日~26日の3日間にわたって富士スピードウェイで開催される。このスーパー耐久で大きな話題となっているのが液体水素カローラ。ガソリンではなく、水素を直接燃焼させて走るクルマで、HICE(Hydro

富士24時間、CO2を吸着・回収して走る液体水素カローラが大きく進化 手作業交換が自動交換となり二酸化炭素を取りまくり
2024.05.24

富士24時間、CO2を吸着・回収して走る液体水素カローラが大きく進化 手作業交換が自動交換となり二酸化炭素を取りまくり

■ CO2を吸着して走るカーボンマイナス液体水素カローラが進化 スーパー耐久富士24時間レースが5月24日~26日の3日間にわたって富士スピードウェイで開催される。このスーパー耐久には市販車ベースのさまざまなレース車両が参戦しているほか、ST-Qクラスという開発車両が参戦可能なク

富士24時間、トヨタは液体水素カローラの航続距離を1.5倍に ポンプも改良し計画停止も廃止して24時間完走を目指す
2024.05.24

富士24時間、トヨタは液体水素カローラの航続距離を1.5倍に ポンプも改良し計画停止も廃止して24時間完走を目指す

■ 液体水素カローラを大幅にアップデート スーパー耐久富士24時間レースが5月24日~26日の3日間にわたって富士スピードウェイで開催されている。トヨタ自動車は、このスーパー耐久に投入している液体水素カローラを大幅にアップデート。2023年の富士24時間レースでネックとなっていた

ボッシュ、602馬力ツインターボの水素エンジン車を開発…ルマンでデモ走行へ
2024.05.15

ボッシュ、602馬力ツインターボの水素エンジン車を開発…ルマンでデモ走行へ