# 核合意

イラン改革派大統領候補、対米関係改善目指す 保守強硬派と5日決選投票 投票率が鍵握る
2024.07.02

イラン改革派大統領候補、対米関係改善目指す 保守強硬派と5日決選投票 投票率が鍵握る

イラン大統領選の決選投票が5日行われる。ヘリコプターの墜落で事故死したライシ大統領の政策を継承して米国との対立も辞さない保守強硬派が大統領の座を維持するか、改革派が奪回するかが焦点で、投票率が選挙の行方を左右しそうだ。結果は欧米や周辺国との関係にも影響する。6月28日の第1回投票

イラン大統領決選投票、激戦か 投票率、強硬派動向が左右
2024.06.30

イラン大統領決選投票、激戦か 投票率、強硬派動向が左右

 【テヘラン共同】7月5日のイラン大統領選決選投票は、国際協調重視の改革派ペゼシュキアン元保健相(69)と、欧米との妥協を嫌う保守強硬派ジャリリ最高安全保障委員会元事務局長(58)の一騎打ちとなった。激戦が予想され、投票率の伸びや保守強硬派の結束が結果を左右する。核開発を拡大し、欧米との対立を

イラン、欧米協調か対立か 大統領選、接戦見通し
2024.06.28

イラン、欧米協調か対立か 大統領選、接戦見通し

 【テヘラン共同】イランで28日、ライシ大統領がヘリコプター事故で5月に死亡したことに伴う大統領選が実施された。欧米と対立を深めたライシ師路線を継承する保守強硬派2人と、協調を重視する改革派1人による接戦の見通し。機能不全に陥っているイラン核合意の再建交渉の行方を左右する重要選挙だ。<

【イラン大統領選】「中東の大国」の気になる核開発の行方と軍事力、対立する欧米と全面戦争が勃発したらどうなる?
2024.06.27

【イラン大統領選】「中東の大国」の気になる核開発の行方と軍事力、対立する欧米と全面戦争が勃発したらどうなる?

■ 有力視される次期大統領候補、現実はハメネイ師の「胸三寸」?  2024年5月20日、イランのライシ大統領が、搭乗するヘリコプターの墜落で死去した。このため次期大統領を決める選挙が6月28日に行われる。 故・ライシ氏は政権内主流の保守強硬派(イスラム教に厳格で反欧

IAEA「イランが高濃縮ウラン施設拡張…遠心分離機174台追加」
2024.06.14

IAEA「イランが高濃縮ウラン施設拡張…遠心分離機174台追加」

イランが最近ウラン濃縮施設を拡張したと、国際原子力機関(IAEA)が明らかにした。13日(現地時間)のロイター通信によると、IAEAは報告書で「イランがフォルドゥ地下核施設にウラン濃縮のための遠心分離機を追加で設置した」と伝えた。報告書によると、イランは9、10日に

イラン、60%濃縮ウラン増加 IAEA報告書
2024.05.28

イラン、60%濃縮ウラン増加 IAEA報告書

 【ウィーン共同】イラン核合意を検証する国際原子力機関(IAEA)は27日、イランが60%に濃縮した六フッ化ウランを5月11日時点で推定142.1キロ貯蔵しているとする報告書をまとめた。2月の報告書から20.6キロ増加した。60%は、核兵器級の90%に接近する重大な核合意違反に当たる。

イラン核交渉責任者交代 米制裁解除見通せず
2024.05.26

イラン核交渉責任者交代 米制裁解除見通せず

 【テヘラン共同】イランの国防、外交の政策全般を統括する最高安全保障委員会(SNSC)が今年3月、バゲリ外務次官(当時)が務めていたイラン核合意再建交渉の交渉責任者の役割を解き、後任にシャムハニ前SNSC事務局長を任命していたことが26日、分かった。政府高官が共同通信に明らかにした。<

イラン核交渉責任者交代
2024.05.26

イラン核交渉責任者交代

 【テヘラン共同】イランの最高安全保障委員会(SNSC)が、バゲリ外務次官(当時)が務めていたイラン核合意再建交渉の責任者の役割を解き、後任にシャムハニ前SNSC事務局長を任命したことが分かった。政府高官が26日、明らかにした。