# 朝ロ関係

【コラム】朝ロの蜜月どう見るのか=韓国(2)
2024.07.02

【コラム】朝ロの蜜月どう見るのか=韓国(2)

◆第3次世界大戦を望まなかった米ソソ連軍の参戦を知らせなかったのは米国も同じだ。1950年11月14日付の駐ソ米国大使の文書には、ソ連の参戦の兆候はなく、中国を攻撃の前足として使おうとするという点を強調した。これはソ連がまだ第3次世界大戦への拡大を望んでいないことを見せるものだと

【リセットコリア】全世界に波及する韓半島地政学
2024.06.24

【リセットコリア】全世界に波及する韓半島地政学

朝ロ関係が冷戦終息以降、前例のない新しい局面に達した。韓国と米国がこれを憂慮するのは当然だ。中国と日本もそれぞれ異なる理由で懸念する。欧州も新たな朝ロ関係に注目していて、中東・南アジア・東南アジアも注視している。今日の韓半島(朝鮮半島)で起きることは全世界に示唆することが多い。韓

米ホワイトハウス「朝ロ条約を懸念…インド太平洋地域の防衛態勢を評価して同盟強化」
2024.06.21

米ホワイトハウス「朝ロ条約を懸念…インド太平洋地域の防衛態勢を評価して同盟強化」

米ホワイトハウスが、朝ロが戦時の相互軍事支援を含む「包括的な戦略パートナーシップ関係に関する条約」を締結したことに懸念を表し、インド太平洋地域の同盟強化を模索すると明らかにした。カービー米大統領補佐官(広報担当)は20日(現地時間)、オンラインブリーフィングで「今回の(朝ロ間の)

北朝鮮から砲弾を得るため韓国と敵対するロシア、その代償を払わせるべきだ【6月20日付社説】
2024.06.20

北朝鮮から砲弾を得るため韓国と敵対するロシア、その代償を払わせるべきだ【6月20日付社説】

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記とロシアのプーチン大統領は19日に首脳会談を行い「包括的・戦略的パートナーシップ協定」に署名した。プーチン大統領は「双方のどちらかが攻撃を受けた場合、相互に支援を行う内容が含まれている」と説明し、金正恩総書記も「両国は同盟関係という新たな高いレベルに上

朝ロ超密着、「同盟」には温度差…自動軍事介入の復活は不透明
2024.06.20

朝ロ超密着、「同盟」には温度差…自動軍事介入の復活は不透明

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とロシアのウラジーミル・プーチン大統領は19日午後、平壌(ピョンヤン)の錦繍山迎賓館で行われた首脳会談で、「反米連帯」を動力に「多極化した新しい世界秩序」を目指す朝ロの「長期関係の構築」を誓った。プーチン大統領の24年ぶりの訪朝を機に、朝ロ関係を再

【社説】朝ロ「戦略的パートナー」格上げ、尹政権の偏向外交のせいではないのか
2024.06.19

【社説】朝ロ「戦略的パートナー」格上げ、尹政権の偏向外交のせいではないのか

 ロシアのプーチン大統領が19日、24年ぶりに北朝鮮を電撃訪問した。プーチン大統領は「新冷戦」の波がますます強まる中で行われた今回の訪問で、北朝鮮との関係を「戦略的パートナー関係」へと引き上げる文書に署名する。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は就任後、一貫して韓米日三角同盟に「全賭け」し、朝鮮半

朝鮮中央通信「朝ロ首脳、温かい談笑・美しい夜景・深い懐抱」
2024.06.19

朝鮮中央通信「朝ロ首脳、温かい談笑・美しい夜景・深い懐抱」

北朝鮮が19日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が平壌(ピョンヤン)に到着したロシアのプーチン大統領を自ら出迎えたと伝え、「朝ロ親善団結の不敗性と強固性を改めて明確に示し、両国最高首脳のもう一つの歴史的な対面が平壌で実現した」と明らかにした。朝鮮中央通信はこの日、「朝ロ親善の

プーチン氏訪朝は「強国建設の歩み」
2024.06.19

プーチン氏訪朝は「強国建設の歩み」

 【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、プーチン大統領の訪朝は朝ロ関係の戦略的かつ未来志向的な発展を進め「強国建設をけん引する重要な歩みとなる」と報じた。

朝ロ首脳会談、「有事の際の自動軍事介入」復活するかが最大の関心事(1)
2024.06.18

朝ロ首脳会談、「有事の際の自動軍事介入」復活するかが最大の関心事(1)

 18日~19日に予定されているロシアのウラジーミル・プーチン大統領の北朝鮮訪問の歴史的・戦略的・情勢的意味を読み解くキーワードは「9カ月」と「24年」だ。 まず、昨年9月13日、ロシア・アムール州のボストーチヌイ宇宙基地で金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長と会ってから9

「大きな北朝鮮」へと変わりつつあるロシア【朴露子の韓国、内と外】
2024.06.06

「大きな北朝鮮」へと変わりつつあるロシア【朴露子の韓国、内と外】

 フェイスブックは北朝鮮でもロシアでも遮断されているが、ロシアの駐北朝鮮大使館は依然としてフェイスブックのアカウントを運営している。このアカウントを長い間注意深く見て感じたのは、最近になって朝ロ関係がこれまで全く観察されたことがないほど、それこそ類を見ない活況を帯びているということだ。最近2~