# 日本移民

《ブラジル》記者コラム=日本人初アマゾン川遡行した冒険家=渋沢栄一やアインシュタインと親交も=小林美登利の桁外れな生き方
2024.09.03

《ブラジル》記者コラム=日本人初アマゾン川遡行した冒険家=渋沢栄一やアインシュタインと親交も=小林美登利の桁外れな生き方

 「自宅に渋沢栄一直筆の掛け軸があります」という話を聞いた際、最初は耳を疑い、メールで送られてきた写真を見て眼をみはった。しかもブラジル日本移民史上の有名人物の孫からの話だ。 以前、このコラムでも「総親和総努力(皆が仲良く努力し合う) 八十九翁 渋沢栄一書」という額がモジ市のピン

《ブラジル》清和友の会=アンシェタ島で先人を偲ぶ=刑務所跡地で剣舞書道吟を奉納=政府謝罪から1カ月未満で
2024.08.29

《ブラジル》清和友の会=アンシェタ島で先人を偲ぶ=刑務所跡地で剣舞書道吟を奉納=政府謝罪から1カ月未満で

 清和友の会(中沢宏一会長)は16~17日、ツアー企画「第3回ブラジル日系社会遺産遺跡巡り」を実施し、1946年から2年間余りにもわたって、勝ち組日本人移民172人が拷問・収監されたアンシェタ島などを巡り、先人の苦労に想いを馳せ、刑務所廃墟の芝生公園で千羽鶴、大漁旗、収容者遺族からの竹刀が、島

《ブラジル》歴史的謝罪への貢献称え=松林要樹監督送別会
2024.08.10

《ブラジル》歴史的謝罪への貢献称え=松林要樹監督送別会

 今回が6回目5年ぶりの来伯となり、今年7月初旬から約1カ月間にわたってブラジルに滞在したドキュメンタリー映画『オキナワ サントス』などを制作している松林要樹監督の送別会が、7月30日午後4時からサントアンドレ市の新城安昭(あらしろ・やすあき)さん経営の飲食店で行われた。 送別会

《ブラジル》松林監督 「自分の話として見てくれ嬉しい」 『オキナワ サントス』上映会 来場者と真剣なやり取り
2024.08.09

《ブラジル》松林監督 「自分の話として見てくれ嬉しい」 『オキナワ サントス』上映会 来場者と真剣なやり取り

 サントス強制退去事件の舞台となったサンパウロ州サントス市のすぐ隣にあるサンビセンテ日伯協会(井貝ファビオ会長)は5日午後7時から同市立多文化センターで、松林要樹監督のドキュメンタリー映画『オキナワ サントス』(2021年)の上映会を行い、約40人が集まった。上映後にはブラジル滞在中の松林監督

《ブラジル》=記者コラム 〝影の立役者〟松林要樹監督 政府謝罪に導いた重要な映画 ブラジル近代史の一隅を照らす
2024.08.06

《ブラジル》=記者コラム 〝影の立役者〟松林要樹監督 政府謝罪に導いた重要な映画 ブラジル近代史の一隅を照らす

 7月25日、戦中戦後の日本移民迫害に関して連邦政府が正式に謝罪した。これは、日本移民史だけでなく、日本近代史においても、ブラジル近代史においても大きな出来事だった。 通常なら翌26日に開幕するパリ五輪の華やかな開会式のニュースで埋もれてしまいそうな中、ブラジル側でもグローボニュ

《ブラジル》記者コラム=魂が洗われる瞬間に立ち会う=天国で先人が微笑む歴史的な日=政府謝罪が実現した意義とは
2024.07.30

《ブラジル》記者コラム=魂が洗われる瞬間に立ち会う=天国で先人が微笑む歴史的な日=政府謝罪が実現した意義とは

 「なんで自分はこんなに泣いているんだろう」と不思議に思いながら、取材中にあふれてきた涙をワイシャツのそでで何度も拭った。ほとんど布が乾く間もなかった。1992年に邦字紙記者を始めたが、こんな経験は初めてだった。 きっとサントス強制退去事件で追い出された6500人の先人、なんの罪

《ブラジル》日本で政府謝罪を大々的に報道=朝日新聞連載、大きな反響=林官房長官「満足いく結果」=
2024.07.30

《ブラジル》日本で政府謝罪を大々的に報道=朝日新聞連載、大きな反響=林官房長官「満足いく結果」=

 人権市民権省の恩赦委員会(エネア・アルメイダ委員長)は25日、戦中戦後の日本移民コミュニティー迫害に対する政府謝罪の審議を行い、評議員全員が賛成し、同委員長はその場で謝罪した。その様子は翌日、翌々日の日本の新聞やテレビで大々的に報道され、林芳正官房長官も26日の記者会見で「日系団体などの申し

日本移民、闇の歴史に光 ブラジル政府、迫害を初めて謝罪
2024.07.26

日本移民、闇の歴史に光 ブラジル政府、迫害を初めて謝罪

 【ブラジリア時事】ブラジル政府は25日、諮問機関「恩赦委員会」の会合を開き、第2次世界大戦で日本移民に行った迫害に対する間違いを認め、ブラジル政府として初めて正式に謝罪した。 戦争の混乱で歴史の闇に葬り去られてきた蛮行に、戦後79年で光が当たることになった。 同委

「先祖迫害の許しを求めます」ブラジル政府、日本移民への迫害を初めて公式謝罪
2024.07.26

「先祖迫害の許しを求めます」ブラジル政府、日本移民への迫害を初めて公式謝罪

 ブラジルで第2次世界大戦に伴い、日本の移民が迫害されたことについてブラジル政府は初めて公式に謝罪しました。 ブラジル政府の諮問機関である恩赦委員会は25日、第2次世界大戦における日本の移民に対する人権侵害について審議を行い、公式に謝罪することを満場一致で決定しました。<

日本移民に「歴史的な謝罪」 会場で沖縄民謡演奏も ブラジル
2024.07.26

日本移民に「歴史的な謝罪」 会場で沖縄民謡演奏も ブラジル

 【ブラジリア時事】ブラジル政府の諮問機関「恩赦委員会」が政府庁舎内で開いた会合で25日、第2次大戦での日本移民への迫害に対してアルメイダ委員長が壇上で謝罪すると、会場の座席で見守っていた日系人ら100人余りが拍手を送った。 ブラジルと日本の旗も振り、「歴史的な謝罪」を歓迎した。

《ブラジル》連邦政府が正式に謝罪=大戦に関わる日本移民迫害に=80年前の人権侵害の歴史見直し
2024.07.26

《ブラジル》連邦政府が正式に謝罪=大戦に関わる日本移民迫害に=80年前の人権侵害の歴史見直し

 人権市民権省の恩赦(アネスチア)委員会(エネア・アルメイダ委員長)は25日午後2時からブラジリアの同省講堂で、戦中戦後の日本移民コミュニティ迫害に対する政府謝罪の審議を行い12対0で可決、同委員長はその場で謝罪した。当日はサンパウロからブラジル沖縄県人会(高良律正会長)が呼びかけたバスツアー

日本移民に迫害、ブラジル政府が謝罪
2024.07.26

日本移民に迫害、ブラジル政府が謝罪

 【ブラジリア時事】ブラジル政府は25日、諮問機関「恩赦委員会」を開き、第2次大戦で日本移民に行った強制退去などの迫害について謝罪した。 

日本移民「どうしようもなかった」 第2次大戦の強制退去 正式謝罪か、25日に会合開催・ブラジル
2024.07.24

日本移民「どうしようもなかった」 第2次大戦の強制退去 正式謝罪か、25日に会合開催・ブラジル

 【サンパウロ時事】ブラジル連邦政府の諮問機関「恩赦委員会」は25日、会合を開き、第2次世界大戦で敵国だった日本の移民に命じた強制退去などの政治的迫害について、政府として初めて正式に謝罪するかどうか決定する。 これに先立ち、81年前に強制退去を経験した沖縄県出身の当山正雄さん(1

ニュースワード「サントス強制退去」
2024.07.23

ニュースワード「サントス強制退去」

 サントス強制退去 ブラジル南東部の港町サントスに住む日本移民約6500人が1943年7月8日、24時間以内の立ち退きを命じられた事件。ブラジルと米国の商船がドイツ潜水艦に撃沈されたことに絡み、連合国側のブラジルが敵国だった日本などのスパイ行為を疑い、報復措置を講じた。多くの移民が家などの財産

戦時中に迫害されたブラジルの日系移民 「強制退去事件」の謝罪求める、家族にも語れない悲劇のトラウマ #ニュースその後
2024.07.20

戦時中に迫害されたブラジルの日系移民 「強制退去事件」の謝罪求める、家族にも語れない悲劇のトラウマ #ニュースその後

 ブラジルで大戦中に6500人が24時間以内に強制退去させられるなど数々の悲劇が起きていたことはあまり知られていない。地球の反対側で起きた戦争によって、日本移民にも深刻なトラウマがもたらされた。 この7月25日にブラジル連邦政府の市民権人権省の恩赦(アムネスティ)委員会では、日系

《ブラジル》聖母婦人会に感謝、未来へ祈り=サントス強制立退き者追悼ミサ
2024.07.20

《ブラジル》聖母婦人会に感謝、未来へ祈り=サントス強制立退き者追悼ミサ

 サントス強制立退き者追悼ミサが14日午前8時からサンパウロ市セントロ区のサンゴンサーロ教会で執り行われた。戦中戦後のブラジル日本移民迫害への伯国政府による公式謝罪について、25日に行われるブラジリアの恩赦委員会での審議が注目されている。 ミサには聖母婦人会(吉田ローザ会長)メン

《ブラジル》移民の日をリオでも祝福キリスト像も日本色に
2024.06.22

《ブラジル》移民の日をリオでも祝福キリスト像も日本色に

 18日の日本移民の日を記念してリオデジャネイロでもお祝い行事が行われた。コルコバードの丘のキリスト像は同日、日本国旗色にライトアップされ、19日には、リオデジャネイロ州議会で記念式典が行われた。リオ市議会は、17日から23日まで、市議会議場を日本国旗色にライトアップする。 リオ

ブラジルで日本移民の日 日の丸模様にライトアップ
2024.06.19

ブラジルで日本移民の日 日の丸模様にライトアップ

 【サンパウロ共同】1908年に日本からの最初の移民を乗せた「笠戸丸」がブラジルのサントス港に到着したことから「日本移民の日」とされる18日に合わせ、首都ブラジリアの競技場などが日の丸模様にライトアップされた。 最大都市サンパウロでは18日、イビラプエラ公園にある開拓先没者慰霊碑

《ブラジル》東洋街の水野龍記念碑に放火 24日、ソウザ容疑者を逮捕
2024.05.25

《ブラジル》東洋街の水野龍記念碑に放火 24日、ソウザ容疑者を逮捕

 サンパウロ市リベルダーデ区にあるセー第1警察署の捜査官は24日(金)、ラルゴ・ダ・ポルボラにある「日本移民の祖」水野龍の記念碑に放火したダグラス・アルベス・デ・ソウザ容疑者(自称「アマンダ」)を逮捕した。水野龍は、皇國殖民会社を創立して1908年に日本人初のブラジル移住を手がけた人物。

《ブラジル》サントス事件 沖縄県人会が特派員に説明会 「先祖へのスパイ汚名を雪ぐ」 7月25日の恩赦委員会に向け
2024.05.23

《ブラジル》サントス事件 沖縄県人会が特派員に説明会 「先祖へのスパイ汚名を雪ぐ」 7月25日の恩赦委員会に向け

 ブラジル沖縄県人会(高良律正会長)はサンパウロ市の同本部で21日午後2時ごろ、同県人会代表者らと奥原マリオ純さんで、「大戦中に起きた6500人の日本移民サントス強制立ち退き」や「終戦直後の勝ち組幹部172人のアンシャッタ島監獄収監」に代表される戦中戦後の日本移民への迫害に対してブラジル政府に