# 新小結・平戸海

平戸海 秋場所へ意欲十分 大関獲り足固め狙う「いい稽古ができている」
2024.09.04

平戸海 秋場所へ意欲十分 大関獲り足固め狙う「いい稽古ができている」

 小結・平戸海は荒汐部屋に出向き、関脇・霧島や幕内・若隆景らと10勝10敗。左前まわしを引いて一気に寄る動きも健在で「いい稽古ができている。感覚的にも少しずつ良くなっている」と手応えを口にした。 新三役の先場所に10勝を挙げて大関獲りの足固めを狙う。「立ち合いからの出足。2歩目、

平戸海、秋場所期間中も境川親方から間近で指導「その場で教えていただけるのはありがたい」
2024.09.02

平戸海、秋場所期間中も境川親方から間近で指導「その場で教えていただけるのはありがたい」

■大相撲秋場所だより(8日初日、両国国技館)小結平戸海(24)は2日、東京・足立区の境川部屋で幕内佐田の海や幕下力士と計18番取って17勝。得意の右差しから一気に寄る速攻がさえた。「けがをしないように気合を入れてやっている」。3日には荒汐部屋へ出稽古に赴き、初日へ向けて熱が入る。

大相撲名古屋場所13日目 御嶽海は若元春を押し出し6勝目
2024.07.26

大相撲名古屋場所13日目 御嶽海は若元春を押し出し6勝目

大相撲名古屋場所は13日目、長野県上松町出身で西前頭2枚目の御嶽海(みたけうみ)は東前頭2枚目の若元春(わかもとはる)と対戦しました。立ち合いの後、左から差そうとした若元春、これを御嶽海は上手く阻み、相手が思わず引いたところを押し出しました。連勝で6勝7敗とした御嶽

1年ぶり幕内復帰の若隆景が平戸海を圧倒 2桁勝利に王手
2024.07.26

1年ぶり幕内復帰の若隆景が平戸海を圧倒 2桁勝利に王手

 ◇大相撲名古屋場所13日目(2024年7月26日 ドルフィンズアリーナ) 東前頭14枚目の若隆景(29=荒汐部屋)が初顔合わせの小結・平戸海(24=境川部屋)を押し出し、9勝目を挙げた。 初顔合わせで若手有望株を圧倒した。立ち合いで相手に左前みつを与えず、右差し。

平戸海、新三役で勝ち越し 出足強烈で一気に豪ノ山押し出す 大相撲名古屋場所
2024.07.25

平戸海、新三役で勝ち越し 出足強烈で一気に豪ノ山押し出す 大相撲名古屋場所

〇平戸海(押し出し)●豪ノ山(名古屋場所12日目=25日)平戸海のけれん味のない相撲がさえている。この日も豪ノ山のお株を奪うような強烈な出足だった。立ち合いから前傾姿勢を崩さず、相手の突きを下からあてがい、一気に押し出し。会心の内容に「良い相撲が取れました。当たることしか考えてな

新小結の平戸海が5場所連続勝ち越し 豪ノ山を圧倒
2024.07.25

新小結の平戸海が5場所連続勝ち越し 豪ノ山を圧倒

 ◇大相撲名古屋場所12日目(2024年7月25日 ドルフィンズアリーナ) 新三役の小結・平戸海(24=境川部屋)は西前頭3枚目の豪ノ山(26=武隈部屋)を押し出した。8勝4敗とし、5場所連続の勝ち越しを決めた。 立ち合いは頭で当たり、さわった左前みつを取れなかった

【二所ノ関親方・真眼】馬力に勝るものなし 新小結・平戸海の躍進が証明
2024.07.22

【二所ノ関親方・真眼】馬力に勝るものなし 新小結・平戸海の躍進が証明

 ◇大相撲名古屋場所8日目(2024年7月21日 ドルフィンズアリーナ) 稽古はうそをつかない。土俵上で躍動する平戸海の姿を見て、改めて実感しました。この1年、いやこの数場所で飛躍的に成長を遂げています。 明生戦は力の差がはっきり出たような圧勝劇でした。平戸海は左前

貴景勝 カド番場所で5敗目 残り8日間で2敗しかできない苦境「勝たなきゃ何の意味もない」
2024.07.20

貴景勝 カド番場所で5敗目 残り8日間で2敗しかできない苦境「勝たなきゃ何の意味もない」

 ◇大相撲名古屋場所7日目(2024年7月20日 ドルフィンズアリーナ) 9度目のカド番大関・貴景勝(27=常磐山部屋)が、新小結・平戸海(24=境川部屋)に寄り切られ、5敗目を喫した。19年九州場所以来、連続29場所守る大関からの陥落を回避するには、横綱、大関戦が待ち構える残り

関脇・大の里 先場所苦杯の平戸海の変化に屈す 1勝3敗に 大相撲名古屋場所4日目
2024.07.17

関脇・大の里 先場所苦杯の平戸海の変化に屈す 1勝3敗に 大相撲名古屋場所4日目

大相撲名古屋場所4日目、3日目に初日が出た石川県津幡町出身の新関脇・大の里は、小結・平戸海に敗れ3敗目を喫しました。勝てば星を五分に戻す大の里ですが、平戸海とはこれまで2度対戦して1勝1敗で、先場所は敗れています。立ち合いから勢いよく前へ出ようとした大の里ですが、平

横綱照ノ富士、再起に向け白星スタート「これから調子を上げていかないと」/名古屋場所
2024.07.14

横綱照ノ富士、再起に向け白星スタート「これから調子を上げていかないと」/名古屋場所

大相撲名古屋場所初日(14日、ドルフィンズアリーナ)2場所連続休場から再起を目指す横綱照ノ富士(33)は新小結平戸海(24)を寄り切って白星発進となった。琴桜(26)、豊昇龍(25)、かど番の貴景勝(27)の3大関は全員が敗れ、2場所続けて初日に大関陣総崩れとなった。2場所連続休

照ノ富士は初日に新小結・平戸海と対戦 場所前には出稽古で手合わせも 名古屋場所取組編成会議
2024.07.12

照ノ富士は初日に新小結・平戸海と対戦 場所前には出稽古で手合わせも 名古屋場所取組編成会議

 日本相撲協会は12日、大相撲名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の取組編成会議を開き、初日の全取組を発表した。横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)の出場が正式に決まり、初日に新小結・平戸海(24=境川部屋)との対戦が組まれた。 平戸海との対戦は幕内では初めて。大

再十両・藤青雲が新小結・平戸海に7勝4敗 初の役力士との稽古は「感じたことのない圧力でした」
2024.07.08

再十両・藤青雲が新小結・平戸海に7勝4敗 初の役力士との稽古は「感じたことのない圧力でした」

 大相撲の再十両・藤青雲(藤島)が8日、兄弟子の武将山(藤島)らとともに境川部屋に出稽古し、関取衆との申し合い稽古を行った。新小結・平戸海(境川)には7勝4敗と勝ち越した。 初めて三役以上の力士との稽古を行ったという藤青雲。「とにかく速かったです。感じたことない圧力でした。すぐに

平戸海 猛暑の中で充実稽古 照ノ富士から金言もらい「ありがたいことです」
2024.07.06

平戸海 猛暑の中で充実稽古 照ノ富士から金言もらい「ありがたいことです」

 大相撲名古屋場所(14日初日、ドルフィンズアリーナ)で新小結に昇進した平戸海(24=境川部屋)が5日、名古屋市南区の立浪部屋に出向き、横綱・照ノ富士らと関取衆最多となる28番を取って10勝18敗だった。37度を超える猛暑の中、がむしゃらに前に出ることを徹底。「しっかり稽古をしないと勝てないと

中卒で角界入り8年かけて三役昇進・平戸海 大の里ら学生出身力士に負けん!目標は「師匠超え」と「三賞」
2024.07.02

中卒で角界入り8年かけて三役昇進・平戸海 大の里ら学生出身力士に負けん!目標は「師匠超え」と「三賞」

 名古屋場所の新番付で新小結に昇進した平戸海が1日、愛知県扶桑町の境川部屋宿舎で会見した。力士としては小兵ながら猛稽古で急成長した叩き上げの星。同学年の関脇・大の里ら学生出身力士の躍進に刺激を受け、まだ手にしたことがない三賞受賞と師匠超えの目標を掲げた。 中学を卒業して角界入りし

平戸海、中学卒業から8年半で新三役「1つの夢だった」 同世代大卒エリートの活躍に刺激受け、三賞と師匠超え誓う【大相撲名古屋場所番付発表】
2024.07.01

平戸海、中学卒業から8年半で新三役「1つの夢だった」 同世代大卒エリートの活躍に刺激受け、三賞と師匠超え誓う【大相撲名古屋場所番付発表】

 日本相撲協会は1日、大相撲名古屋場所(中日新聞社共催)の番付を発表。平戸海(24)=境川=は、新小結の座をつかんだ。 中学卒業後に入門したたたき上げが8年半で新三役に。「入門したときは厳しいかなと思った。力が違いすぎて。諦めそうだった。1つの夢だった」と笑みを浮かべた。

今後の大相撲に望まれるもの~大の里優勝の夏場所を振り返って
2024.06.04

今後の大相撲に望まれるもの~大の里優勝の夏場所を振り返って

 5月26日に終了した大相撲夏場所で、2場所続けて大銀杏が結えない力士が幕内優勝を飾った。23歳の新小結大の里。12勝3敗で初制覇し、幕下10枚目格付け出しデビューから所要7場所での最速記録を達成した。対照的に横綱照ノ富士をはじめ、1横綱2大関が途中休場。またも新鋭に優勝をさらわれ、番付崩壊と

【二所ノ関親方の夏場所総括】大の里は研究怠らず精進を 「昭和のお相撲さん」平戸海にも注目
2024.05.28

【二所ノ関親方の夏場所総括】大の里は研究怠らず精進を 「昭和のお相撲さん」平戸海にも注目

 春場所の尊富士に次いで夏場所も大銀杏(おおいちょう)が結えない大の里が優勝しました。上位がしゃきっとしないのが大混戦の最大の元凶。12勝の優勝も寂しい限りで、特に大関陣は今まで以上に危機感を持っていただきたい。 大の里は着実に成長の跡はうかがえますが、ここがゴールではありません

「相撲の神様」“初代”大ノ里が果たせなかった優勝に天内家の当代「うれしい」
2024.05.27

「相撲の神様」“初代”大ノ里が果たせなかった優勝に天内家の当代「うれしい」

◆大相撲 夏場所千秋楽(26日、東京・両国国技館) 初土俵から7場所目で最速優勝を果たした新小結・大の里のしこ名の由来となった、大正から昭和初期にかけての名大関と呼ばれた大ノ里萬助の親類がエールを送った。 「大の里」のしこ名は昨年4月、二所ノ関部屋入門に際してつけら

大の里、史上最速幕内優勝 ふるさと石川も歓喜
2024.05.26

大の里、史上最速幕内優勝 ふるさと石川も歓喜

 大相撲夏場所千秋楽の26日、石川県津幡町出身の新小結・大の里(23)が初優勝を決め、ふるさとも歓喜の声で沸いた。 身長192センチの恵まれた体格を生かし、突いてよし、組んでよしの「相撲界のホープ」。同県出身者の優勝は、1999年名古屋場所の関脇・出島=金沢市出身、大鳴戸親方=以

【夏場所】大の里の快挙V 恩師も感激「冗談で死んでもいいと言っていたら、現実になった」
2024.05.26

【夏場所】大の里の快挙V 恩師も感激「冗談で死んでもいいと言っていたら、現実になった」

 恩師も感激だ。大相撲夏場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)、新小結大の里(23=二所ノ関)が関脇阿炎(30=錣山)を押し出して、12勝3敗で初優勝。初土俵から所要7場所の優勝は史上最速記録となった。新小結の優勝は、1957年5月場所の安念山以来67年ぶりの快挙だった。 石川県