# 文化振興

宮崎県立芸術劇場、松坂館長が就任 「本県の文化振興貢献」
2024.07.05

宮崎県立芸術劇場、松坂館長が就任 「本県の文化振興貢献」

 県立芸術劇場(メディキット県民文化センター)の館長に、松坂千尋氏(66)が就任し4日、県庁で会見した。松坂氏は「音楽も演劇も生の良さを伝えながら、県全体の文化の振興に貢献できる劇場にしていく」と抱負を述べた。公益財団法人宮崎県立芸術劇場理事長も兼務する。

「東海道四谷怪談」上演200年目 実在した〝良妻〟お岩さんの面影を訪ねて 現着しました!
2024.07.04

「東海道四谷怪談」上演200年目 実在した〝良妻〟お岩さんの面影を訪ねて 現着しました!

「夏といえば」で連想されるものは数あれど、ひと時の涼をもたらす怪談話は外せない。その怪談話を代表するのが、ほかならぬ「お岩さん」だろう。彼女が登場する歌舞伎作品「東海道四谷怪談」は今年、初上演から200年目の節目を迎える。日本人を震え上がらせてきた幽霊ゆかりの地を訪ねた。日本芸術

「おしゃべり自由」の図書館!?読書スペースや、ハンモックチェア設置
2024.06.29

「おしゃべり自由」の図書館!?読書スペースや、ハンモックチェア設置

秘境と呼ばれる椎葉村唯一の図書館「Katerie」は、他にはない「おしゃべり自由」となっている。隠れ家をモチーフにハンモックチェア設置など、こだわり溢れるユニークな空間。名前の由来のように、「この施設がきっかけで帰ってきてほしい」との想いが込められている。九州山地のほぼ中央に位置

《ブラジル》国際交流基金=笹尾副岳所長が離任=後任に佐藤吉樹さん
2024.06.28

《ブラジル》国際交流基金=笹尾副岳所長が離任=後任に佐藤吉樹さん

 国際交流基金サンパウロ日本文化センター副所長の笹尾岳さん(36)が離任するに当り、所長補佐として着任した後任の佐藤吉樹さん(34歳、鳥取県)と14日、離着任挨拶のため本紙編集部を訪れた。 笹尾さんは3年半前に着任。当時はコロナ禍の真っ只中で「ノウハウの無い中でオンライン事業を展

周南市文化振興財団元職員を起訴 1億4000万円の不明金問題で山口地検周南支部
2024.06.24

周南市文化振興財団元職員を起訴 1億4000万円の不明金問題で山口地検周南支部

 公益財団法人周南市文化振興財団の約1億4千万円の不明金問題に関連し、元職員がコンサートなどの入場チケット代の集金名目で現金をだまし取ったとされる事件で、山口地検周南支部は24日、同財団元職員の無職山本孝泰容疑者(56)=同市夜市=を詐欺罪で起訴した。 起訴状などによると、山本被

【山口県】[周南市議会]文化振興財団不祥事特別委 捜査の壁?謎残したまま特別委消滅
2024.06.17

【山口県】[周南市議会]文化振興財団不祥事特別委 捜査の壁?謎残したまま特別委消滅

 山口県周南市の周南市議会「公益財団法人周南市文化振興財団における不祥事に関する調査特別委員会」(土屋晴巳委員長、13人)が14日に開かれ、6月4日に同財団の元職員が詐欺の容疑で逮捕されたと執行部から報告があった。しかし、警察発表以外は「捜査に影響がある」として答弁がなかった。 

本屋の危機救うか、作家今村翔吾さんオーナーの「シェア型書店」 個人らが棚借り本販売「新たな形必要」
2024.06.16

本屋の危機救うか、作家今村翔吾さんオーナーの「シェア型書店」 個人らが棚借り本販売「新たな形必要」

 地域の文化拠点でもある「街の本屋さん」が消失の危機に直面している。書店が地域に一つもない市町村が京都府で7自治体、滋賀県で3自治体に上る中、京滋ゆかりの作家や国も支援に動き始めた。     ◇ 書店の危機に立ち上がったのが、滋賀県大津市在住で京都府木津川市出身の直

「歴史ある貴重な古典芸能に触れる場を」 伎楽振興へ「白鳳楽舎」創設
2024.06.08

「歴史ある貴重な古典芸能に触れる場を」 伎楽振興へ「白鳳楽舎」創設

日本最古の外来芸能とされる無言仮面劇「伎楽(ぎがく)」の振興を図ろうと、奈良市阪原町の南明寺(真言宗御室派)が演目を復元し演じる文化団体「白鳳(はくほう)楽舎」を創設した。7月13日に同寺で営まれる法要で初演する。今後はさらに参加者を募って上演機会を増やし、「気軽に古典芸能に触れる場をつくりた

詐欺容疑で元財団職員逮捕、山口 チケット集金名目
2024.06.04

詐欺容疑で元財団職員逮捕、山口 チケット集金名目

 山口県警周南署は4日、コンサート等の入場チケットの販売を委託していた取引先から現金約30万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで周南市文化振興財団の元職員山本孝泰容疑者(56)=同市=を逮捕した。県警によると、容疑を否認している。 財団は昨年7月、山本容疑者と60代の嘱託職員の男

移住や沖縄との連携促進 国交省、奄美振興の新基本方針策定
2024.05.25

移住や沖縄との連携促進 国交省、奄美振興の新基本方針策定

 国土交通省は24日、3月末に成立した改正奄美群島振興開発特別措置法(奄振法)に基づき、鹿児島県奄美群島の振興開発の意義や方向性を示す基本方針を、関係省庁と協力して策定したと発表した。法改正を踏まえ、振興開発の方向性として、空き家活用などによる移住・定住の促進や、沖縄との連携による持続的な観光