# 文化保存

「こんな年だからこそ、あばれ」 宇出津で祭最終日 神輿いたぶり復興願う
19時間前

「こんな年だからこそ、あばれ」 宇出津で祭最終日 神輿いたぶり復興願う

 能登町宇出津の石川県無形民俗文化財「あばれ祭(まつり)」は6日、最終日を迎え、男衆が担ぐ2基のあばれ神輿(みこし)が能登半島地震で傷ついた港町を勇壮に巡った。「こんな年だからこそ、神様に復旧、復興をお願いしたかった」。荒々しい扱いを好む祭神の加護を得ようと、男たちは力の限り神輿をたたき付けた

残るは“2人”だけ… 時代と共に減っている「竹籠職人」 伝承の危機を乗り越えようと立ち上がったのは大阪出身の1人の男性だった「手間がかかる。でも、楽しいね」
2024.06.21

残るは“2人”だけ… 時代と共に減っている「竹籠職人」 伝承の危機を乗り越えようと立ち上がったのは大阪出身の1人の男性だった「手間がかかる。でも、楽しいね」

青森県内で、リンゴ産業の発展とともに普及したのが「津軽竹籠」です。需要も高く、弘前市愛宕地区周辺では、最盛期は100軒以上が作っていましたが、時代の流れとともにいまは職人は2人まで減りました…。伝承の危機に瀕する「竹籠」。守るために動いたのは地域おこし協力隊です。■

なぜ日本企業から「大物経営者」が出なくなったのか…この国をダメにした「4つの原因」
2024.06.15

なぜ日本企業から「大物経営者」が出なくなったのか…この国をダメにした「4つの原因」

 「散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする」という言葉は、明治維新を象徴するものの一つである。「鹿鳴館」も同様だろう。 1603年に江戸幕府が開かれ、1868年の明治維新に至るまでの265年間の江戸時代、さらには、2021年2月28日公開「1400年の歴史、世界最古の会社が日本

房州切子の製作ピーク 唯一の職人中村さん 今年は530個を見込む 館山(千葉県)
2024.06.14

房州切子の製作ピーク 唯一の職人中村さん 今年は530個を見込む 館山(千葉県)

新盆を迎える家庭で飾られる盆灯籠「房州切子」の製作がピークを迎え、安房地域で唯一の職人、中村俊一さん(48)=館山市那古=が忙しなく作業に当たっている。房州切子は、立方体のスギの木枠に格子模様にくりぬいた紙を貼り付け、紙の装飾や造花などで飾ったつり灯籠。白と金の2色の種類があり、

コロナ禍で小学生の参加者が3分の1程度まで減少の『八戸三社大祭』 たくさんの人に参加してもらうためにも… 小学校で囃子の体験教室
2024.06.05

コロナ禍で小学生の参加者が3分の1程度まで減少の『八戸三社大祭』 たくさんの人に参加してもらうためにも… 小学校で囃子の体験教室

約300年の歴史と伝統を誇る八戸三社大祭(青森県)。コロナ禍で参加する小学生が減少したことを背景に4日、八戸市の小学校で囃子の体験教室が開かれました。八戸市立吹上小学校で開かれた囃子体験教室には、3年生と4年生の児童約180人が参加しました。八戸三社大祭は、300年

大行燈、復興に願い 7日から小矢部・津沢夜高祭 7町が制作追い込み
2024.06.04

大行燈、復興に願い 7日から小矢部・津沢夜高祭 7町が制作追い込み

 7、8日に小矢部市で行われる市指定無形民俗文化財「津沢夜高あんどん祭(まつり)」に向け、大行燈を継承する7町で、あんどん制作が最終盤を迎えている。8日には、2基が激しく衝突する「ぶつかり合い」が間近で見られる特別観覧席が初めて設けられる。各町は能登半島地震で被災した地元の復興を祭の力で後押し

方言習得プロジェクト始動 知名町講座「しまむにサロン」
2024.06.02

方言習得プロジェクト始動 知名町講座「しまむにサロン」

 地域住民らが沖永良部島の方言を学ぶ鹿児島県知名町の公民館講座「しまむにサロン」の2024年度第2回が1日、おきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなであった。会員による方言辞書作りの報告や、新たに始動する方言習得の取り組みに関する説明があった。 しまむにサロンは19年度から実施。国立

東北町 地域の課題解決に向け 弘前大学と連携協定
2024.05.29

東北町 地域の課題解決に向け 弘前大学と連携協定

東北町は人口減少対策や地域の課題解決に向け弘前大学と連携協定を結びました。締結式では長久保町長と弘前大学の福田学長が協定書に署名しました。協定では弘前大学が町の課題解決のために、地域産業の振興や人材育成など8つの分野で協力します。今年度は町内にある新舘神社が所蔵する仏像や八幡神楽

14年ぶり凱旋に「一歩前進」 福島・双葉に相馬野馬追の騎馬行列
2024.05.27

14年ぶり凱旋に「一歩前進」 福島・双葉に相馬野馬追の騎馬行列

 今年から5月開催となった福島県・相馬地方の伝統行事「相馬野馬追(のまおい)」は26日、南相馬市の雲雀(ひばり)ケ原祭場地で呼び物の甲冑(かっちゅう)競馬や神旗争奪戦が開かれた。2011年の東京電力福島第1原発事故で全町避難が最も長引いた双葉町では14年ぶりに騎馬行列が凱旋(がいせん)。町内外

相馬野馬追 騎馬武者が武勲誓う 福島県相馬市で安全祈願祭と総大将出陣祝いの宴
2024.05.25

相馬野馬追 騎馬武者が武勲誓う 福島県相馬市で安全祈願祭と総大将出陣祝いの宴

 相馬野馬追の開幕に先立ち、福島県相馬市の相馬中村神社で24日に催された安全祈願祭と総大将出陣祝いの宴では、騎馬武者が武勲を誓った。 宇多郷の騎馬武者らが陣羽織姿で集まった。石田義広氏子総代長、草野清貴市観光協会長・相馬商工会議所会頭があいさつし、相馬中村藩主家第33代当主・相馬

店舗付き住宅貸し出し 文化人邸と旧医院 移住者向けに活用/兵庫・丹波市
2024.05.25

店舗付き住宅貸し出し 文化人邸と旧医院 移住者向けに活用/兵庫・丹波市

 宿場町の面影を残す兵庫県丹波市青垣町佐治地区で空き家活用に取り組むNPO法人・佐治倶楽部(出町愼理事長)が、同県伝統工芸品の丹波布の保存会2代会長で、同町出身の細見綾子が俳人となる道を開いた医師、故・田村菁斎邸と併設の旧田村医院を、新たに移住者向けの店舗兼住宅として貸し出す。「興味がある人は

「レガシーとして残したい」フランス人男性が沖縄の“うちなーぐち”を学ぶ理由
2024.05.24

「レガシーとして残したい」フランス人男性が沖縄の“うちなーぐち”を学ぶ理由

 「なんくるないさ」や「めんそ~れ」などの沖縄の方言。「うちなーぐち」と呼ばれるこの言葉を守りたいとの思いから、一人のフランス人男性が立ち上がった。 「はいさい ぐすーよー ちゅーうがなびら わんねーダヴィッドやいびーん ゆたしくうにげーさびら」(どうもみなさんこんにちは、私はダ

沖縄・久高島のイラブー漁「文化共有を」 記録映画、都内で上映
2024.05.10

沖縄・久高島のイラブー漁「文化共有を」 記録映画、都内で上映

奇祭豪快、水しぶきに拍手喝采 栃木・小山で400年続く「間々田のじゃがまいた」
2024.05.06

奇祭豪快、水しぶきに拍手喝采 栃木・小山で400年続く「間々田のじゃがまいた」