# 抗菌薬

「薬剤耐性菌」増で“サイレントパンデミック” 25年間で死者3900万人超か どう防ぐ?…自己判断はNG【#みんなのギモン】
44分前

「薬剤耐性菌」増で“サイレントパンデミック” 25年間で死者3900万人超か どう防ぐ?…自己判断はNG【#みんなのギモン】

抗菌薬(抗生物質)が効かない細菌「薬剤耐性菌」が増えています。海外の研究チームが、世界中で多くの死者が出る可能性があると明らかにしました。この菌はどう生まれ、増えるのか医師に聞きました。防ぐポイントの1つは、「薬をきちんと正しく飲む」です。そこで今回の#みんなのギモンでは、「抗菌

薬剤耐性菌による死者数、今後25年間で世界3900万人超に=研究者
2024.09.17

薬剤耐性菌による死者数、今後25年間で世界3900万人超に=研究者

Nancy Lapid[16日 ロイター] - 国際的な研究者のチームは医学誌ランセットで発表した報告で、抗菌薬(抗生物質)が効かない薬剤耐性菌による死者数が今後25年間に世界で3900万人を超え、さらに1億6900万人の関連死が出ると推計した。是正措置が取

薬剤耐性菌の死者3900万人超 50年まで、抗生物質適切使用を
2024.09.17

薬剤耐性菌の死者3900万人超 50年まで、抗生物質適切使用を

 抗菌薬(抗生物質)の効かない薬剤耐性菌による2050年までの死者は、世界で3900万人を超えるとの推計を、米ワシントン大などの国際チームが17日、英医学誌ランセットに発表した。急速な高齢化が原因で、チームは「(免疫力の弱い)高齢者への脅威は今後増大する一方だ」と警鐘を鳴らす。感染対策や抗生物

手術ができない…抗菌薬の原料・原薬100%中国依存の恐怖 製薬各社が国産急ぐ深刻理由
2024.09.16

手術ができない…抗菌薬の原料・原薬100%中国依存の恐怖 製薬各社が国産急ぐ深刻理由

感染症の治療や予防に欠かせない抗菌薬の原料と原薬の「脱中国」に向けた取り組みが加速している。抗菌薬は供給がなくなれば適切な治療や手術ができなくなるため、まさに日本人の〝命綱〟といえる。政府は経済安全保障の観点から抗菌薬を「特定重要物資」に指定。ほぼ100%という中国依存のリスクを減らす必要性が

ペニシリン系抗菌薬30年ぶり国産化へ その復活を支える職人技【WBSクロス】
2024.07.28

ペニシリン系抗菌薬30年ぶり国産化へ その復活を支える職人技【WBSクロス】

病気の治療や手術に欠かせない抗菌薬の安定確保が急務となっています。現在、抗菌薬の元となる「原薬」の多くを海外からの輸入に頼っていて、その供給が途絶えれば薬が生産できなくなる恐れがあります。原薬の国産化は日本にとって今が最後のチャンスと言われる中、23日、一つの取り組みが動き出しました。

抗菌薬の国産化へ 医薬品会社新工場の起工式 岐阜県北方町
2024.07.23

抗菌薬の国産化へ 医薬品会社新工場の起工式 岐阜県北方町

  感染症の治療や手術の感染予防などに欠かせない抗菌薬の国産化に向けて、本巣郡北方町の薬品工場で23日、新工場の起工式が行われました。  抗菌薬は、細菌を壊したり、増えるのを抑えたりする薬で、国内では1990年代までペニシリン系抗菌薬の原薬を生産していましたが、生産コストが安い海

インプラント周囲炎に薬剤届けるナノ複合体開発 北大など
2024.07.10

インプラント周囲炎に薬剤届けるナノ複合体開発 北大など

 歯のインプラント埋入後の合併症であるインプラント周囲炎の治療で、手術をすることなく薬剤を患部に送り届ける光応答性ナノ複合体の開発に、北海道大学などの研究グループが成功した。複合体を注入した歯ぐきの上から光を照射すれば薬剤がじわじわと広がり、炎症を抑えることができる。これまでインプラント周囲炎

日本紅斑熱の治療 フルオロキノロン併用療法の危険性示す 長崎大学が世界初
2024.07.03

日本紅斑熱の治療 フルオロキノロン併用療法の危険性示す 長崎大学が世界初

 長崎大は、ダニが媒介する感染症、日本紅斑熱の治療で広く用いられるフルオロキノロン系抗菌薬(FQ)が、この病気の死亡率を改善させず、逆に患者に害を与える可能性が高いとする研究結果を発表した。日本紅斑熱の治療でFQを使用する危険性を示したのは世界で初めて。今後の日本紅斑熱の治療に影響する重要な発

人食いバクテリアに感染したプロ野球選手が激白 赤く腫れあがった左手「たまたま運良く生きているが…」致死率は30%とも…
2024.06.12

人食いバクテリアに感染したプロ野球選手が激白 赤く腫れあがった左手「たまたま運良く生きているが…」致死率は30%とも…

高い致死率で知られる「劇症型溶連菌感染症」が全国的に増えていて、長野県内でも5月にプロ野球選手が感染するなど、2024年だけで20件と、報告が増えています。(手術後の痛々しい映像があります)信濃グランセローズ・滝野要選手のYouTubeより:「菌、僕の

対策急務の耐性菌、15種を公表 WHO、研究開発促進
2024.05.17

対策急務の耐性菌、15種を公表 WHO、研究開発促進