# 安部公房

ドタバタのエンターテインメント仕立てで個性が漂白されたスマホ的現在抉る 映画「箱男」
18時間前

ドタバタのエンターテインメント仕立てで個性が漂白されたスマホ的現在抉る 映画「箱男」

 TOKYO FMのラジオマン・延江浩さんが音楽や映画、演劇とともに社会を語る連載「RADIO PAPA」。今回は石井岳龍監督の映画「箱男」について。*  *  * 映画「箱男」鑑賞後、地下鉄に乗ると、乗客の多くが「箱男」あるいは「箱女」に見えてきた。

永瀬正敏「スタンディングオベーションに感極まってしまって」──映画『箱男』
2024.09.03

永瀬正敏「スタンディングオベーションに感極まってしまって」──映画『箱男』

公開中の『箱男』は、安部公房の同名小説を実写化した映画だ。 主演の永瀬正敏は撮影初日、胸にこみ上げてくるものがあったという。「少し感情が高ぶって、隣に座っていた(石井岳龍)監督の手をガッと握っちゃったんですよ。そうしたら握ったのは手じゃなくて監督の太ももで、なんかすいませんみたい

「箱男」27年越し公開――永瀬正敏「言葉にならない」、浅野忠信は箱の中で“パンイチ”?
2024.08.26

「箱男」27年越し公開――永瀬正敏「言葉にならない」、浅野忠信は箱の中で“パンイチ”?

 作家・安部公房が1973年に発表した長編小説を映画化した「箱男」の公開記念舞台挨拶が8月24日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演を務める永瀬正敏、共演する浅野忠信、白本彩奈、佐藤浩市、メガホンをとった鬼才・石井岳龍監督(「狂い咲きサンダーロード」「蜜のあわれ」)が出席した。 

永瀬正敏クランクイン前日に製作中止…雌伏27年「箱男」に万感、原作者生誕100周年で日の目
2024.08.25

永瀬正敏クランクイン前日に製作中止…雌伏27年「箱男」に万感、原作者生誕100周年で日の目

 クランクイン前日に製作が中止となったドイツ・ハンブルクの、あの日から27年…。永瀬正敏(58)は「箱男」の映画化を、1度たりとも諦めたことはなかった。当時と変わらぬ石井岳龍監督(67)佐藤浩市(63)とのタッグに、浅野忠信(50)白本彩奈(22)と新たな血も加わった。原作者の芥川賞作家・安部

永瀬正敏「言葉にならない…感無量です」主演映画「箱男」公開記念舞台あいさつ
2024.08.25

永瀬正敏「言葉にならない…感無量です」主演映画「箱男」公開記念舞台あいさつ

 永瀬正敏(58)が24日、都内で行われた主演映画「箱男」(石井岳龍監督)公開記念舞台あいさつで「言葉にならない…感無量です」と言葉を詰まらせた。 芥川賞作家・安部公房さんの73年の小説の映画化は、97年にドイツのハンブルクでクランクイン前日に撮影が頓挫。27年をへて、石井監督と

永瀬正敏 段ボールをかぶる「箱男」役に「見られないのが心地よくなり、パンツを脱いでも気づかれない」
2024.08.24

永瀬正敏 段ボールをかぶる「箱男」役に「見られないのが心地よくなり、パンツを脱いでも気づかれない」

俳優、永瀬正敏(58)が24日、東京都内で行われた公開中の主演映画「箱男」(石井岳龍監督)の舞台あいさつに共演の浅野忠信(50)、白本彩奈(22)、佐藤浩市(63)らと出席した。同作は生誕100年の作家、安部公房の同名小説が原作。段ボールをかぶり、社会から孤立した形でのぞき口から

映画「箱男」主演・永瀬正敏さんインタビュー スマホにとらわれた現代「誰もが『箱男』になる可能性」
2024.08.24

映画「箱男」主演・永瀬正敏さんインタビュー スマホにとらわれた現代「誰もが『箱男』になる可能性」

作家・安部公房が1973年に発表し、世界20数カ国で翻訳された小説『箱男』(新潮文庫刊)が映画化され、8月23日から公開されます。段ボールの中から世界をのぞく「箱男」に心を奪われ、自らも段ボールをかぶって箱男として生きるカメラマンの「わたし」を演じた永瀬正敏さんにお話を聞きました。

【イベントレポート】「箱男」27年越しの公開に永瀬正敏が感無量、浅野忠信は箱の中でパンツ一丁
2024.08.24

【イベントレポート】「箱男」27年越しの公開に永瀬正敏が感無量、浅野忠信は箱の中でパンツ一丁

映画「箱男」の公開記念舞台挨拶が本日8月24日に東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの永瀬正敏、浅野忠信、白本彩奈、佐藤浩市、監督の石井岳龍が登壇した。安部公房の同名小説を映画化した本作は、ダンボールを頭からすっぽりとかぶり、一方的に世界をのぞき見る“箱男”に魅せられたカメラマ

「箱男」“裏主役”抜てき白本彩奈、ヌード挑戦話題も監督「日本代表する俳優とできる」才能絶賛
2024.08.24

「箱男」“裏主役”抜てき白本彩奈、ヌード挑戦話題も監督「日本代表する俳優とできる」才能絶賛

 俳優の白本彩奈(22)が24日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画「箱男」(石井岳龍監督)公開記念舞台さいさつで、作品を象徴するキャラクター・箱男がかぶる段ボールは「本当に入りたくなかった」と笑いながら撮影を振り返った。一方、石井岳龍監督(67)は、白本の俳優としての才能を絶賛した。

永瀬正敏、「言葉にならない。感無量」 クランクイン前日撮影が突然頓挫 27年をへて完成の主演映画『箱男』
2024.08.24

永瀬正敏、「言葉にならない。感無量」 クランクイン前日撮影が突然頓挫 27年をへて完成の主演映画『箱男』

 俳優永瀬正敏(58)が24日、東京都内で主演映画「箱男」(石井岳龍監督)の公開記念舞台あいさつに共演の浅野忠信(50)、佐藤浩市(63)、白本彩奈(22)らと出席した。 原作は安部公房の代表作で、ダンボールをかぶった”箱男”に心を奪われ、自らもダンボールをかぶるカメラマンの”わ

浅野忠信「ニセ箱男」演じるも暑くてパンイチで段ボールかぶる「パンツ脱いでも気付かない」
2024.08.24

浅野忠信「ニセ箱男」演じるも暑くてパンイチで段ボールかぶる「パンツ脱いでも気付かない」

 映画「箱男」(石井岳龍監督)公開記念舞台あいさつが24日、東京・新宿ピカデリーで行われた。席上で、俳優陣に作品を象徴するキャラクター「箱男」がかぶる、段ボールをかぶると、どうなるか、何を思うかなどの質問が飛んだ。 「箱男」は、1993年(平5)に亡くなった芥川賞作家・安部公房さ

撮影前日に頓挫から27年…永瀬正敏主演『箱男』ついに劇場公開「ずっと箱男と一緒に歩んできた」
2024.08.24

撮影前日に頓挫から27年…永瀬正敏主演『箱男』ついに劇場公開「ずっと箱男と一緒に歩んできた」

 俳優の永瀬正敏が24日、都内で行われた映画『箱男』の公開記念舞台あいさつに出席。同作は1997年に製作が決定していたが、クランクイン前日に企画が頓挫した経緯がある。イベントに登壇した永瀬は、27年前の思いを振り返りつつ、「言葉にならない。感無量です」と映画の公開に感慨深げな表情を見せた。

永瀬正敏、22歳女優とのインティマシー場面はコーディネーター立ち会い「必要だった」
2024.08.24

永瀬正敏、22歳女優とのインティマシー場面はコーディネーター立ち会い「必要だった」

 石井岳龍監督が安部公房(1924~1993)の代表作を映画化した『箱男』(8月23日公開)で主演を務めた俳優の永瀬正敏(58)。1997年に同じ石井監督&永瀬主演で映画化に動いたが、独ハンブルグのクランクイン直前に製作費の問題で製作中止になっており、27年越しの実現となる。永瀬が、97年版と

佐藤浩市、俳優デビューから44年で「舞台あいさつで、おはようございますと言うのは初めて」
2024.08.24

佐藤浩市、俳優デビューから44年で「舞台あいさつで、おはようございますと言うのは初めて」

 佐藤浩市(63)が24日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画「箱男」(石井岳龍監督)公開記念舞台さいさつで、1980年(昭55)の俳優デビューから44年のキャリアで、初めて舞台あいさつで「おはようございます」とあいさつしたと明かし、客席を笑わせた。 この日の舞台あいさつは、上映

永瀬正敏、27年越しの主演作公開で胸いっぱい「言葉にならない」
2024.08.24

永瀬正敏、27年越しの主演作公開で胸いっぱい「言葉にならない」

 俳優の永瀬正敏が24日、都内で主演映画「箱男」(石井岳龍監督)の公開記念舞台あいさつに共演の浅野忠信、白本彩奈、佐藤浩市、石井監督と出席した。 作家・安部公房氏が1973年に発表した同名小説を映画化。頭からダンボールを被り、都市を徘徊(はいかい)する“箱男”を描いている。

佐藤浩市 早朝の舞台あいさつ「“おはようございます”は初めて」 「箱男」公開に「現在との対比面白い」
2024.08.24

佐藤浩市 早朝の舞台あいさつ「“おはようございます”は初めて」 「箱男」公開に「現在との対比面白い」

 俳優の佐藤浩市(63)が24日、都内で行われた映画「箱男」公開記念舞台あいさつ(監督石井岳龍、公開中)に出席した。 午前9時開始のイベント。壇上では「舞台あいさつで“おはようございます”と言うのは初めて。朝から見る映画じゃない」と笑いながら、「楽しんでください」とあいさつ。

永瀬正敏 27年の時を経て…「箱男」公開に感無量「言葉にならないです」
2024.08.24

永瀬正敏 27年の時を経て…「箱男」公開に感無量「言葉にならないです」

 俳優の永瀬正敏(58)が24日、都内で行われた映画「箱男」公開記念舞台あいさつ(監督・石井岳龍、公開中)に出席。公開直前に頓挫した1997年から27年を経て、作品が公開されたことに、「本当に言葉にならないです。感無量です」と喜びをかみしめた。 3月に生誕100年を迎えた作家・安

永瀬正敏、97年ドイツで撮影前日に頓挫「箱男」公開に「言葉にならない…感無量」と言葉詰まる
2024.08.24

永瀬正敏、97年ドイツで撮影前日に頓挫「箱男」公開に「言葉にならない…感無量」と言葉詰まる

 永瀬正敏(57)が24日、東京・新宿ピカデリーで行われた主演映画「箱男」(石井岳龍監督)公開記念舞台あいさつで「言葉にならない…感無量です」と一瞬、言葉を詰まらせた。 「箱男」は、1993年(平5)に亡くなった芥川賞作家・安部公房さんが73年に発表した代表作の映画化作品。幻惑的

永瀬正敏、主演映画が“27年越し”公開「言葉にならない…、感無量です」
2024.08.24

永瀬正敏、主演映画が“27年越し”公開「言葉にならない…、感無量です」

 俳優の永瀬正敏、浅野忠信、白本彩奈、佐藤浩市、石井岳龍監督が24日、都内で行われた映画『箱男』の公開記念舞台あいさつに出席した。 本作は、安部公房氏が1973年に発表した同名小説が原作。段ボール箱を頭からすっぽりかぶり、のぞき窓から世界を見つめる箱男という存在を通して、人間と現

「ネットが社会に広がった以降の匿名性を表現できるんじゃないか」永瀬正敏(58)が主演映画『箱男』に込めた“27年越しの情熱”
2024.08.23

「ネットが社会に広がった以降の匿名性を表現できるんじゃないか」永瀬正敏(58)が主演映画『箱男』に込めた“27年越しの情熱”

 映画『箱男』(8月23日公開)に主演する永瀬正敏は、この作品に並々ならぬ思いがあるという。公開を直前に控えた今、胸に秘め続けたことを明かした。◆◆◆ カメラマンの「わたし」は、膝まである段ボール箱をすっぽりかぶり、わずかに開けられた四角い穴から都市を見つめて、さま