# 学徒

元学徒は95歳 慰霊の日の糸満市で「白梅之慰霊祭」
2024.06.25

元学徒は95歳 慰霊の日の糸満市で「白梅之慰霊祭」

慰霊の日の23日、白梅の塔(糸満市)で慰霊祭が開かれ沖縄戦で従軍看護婦として動員され犠牲となった白梅学徒隊の女子生徒22人や戦没者へ祈りが捧げられました。▽白梅継承の会・屋宜光徳さん(91)「女房のおやじが先生だった」「白梅を戦場に駆り出した役目じゃないかな、昔は。

激しい砲爆撃の中、往復600m「飯上げ」 児童ら「沖縄戦の学徒の苦労学べた」 南風原町の黄金森公園で平和学習
2024.06.25

激しい砲爆撃の中、往復600m「飯上げ」 児童ら「沖縄戦の学徒の苦労学べた」 南風原町の黄金森公園で平和学習

 【南風原】沖縄県南風原町内の小学6年生8人が23日、黄金森公園で沖縄戦当時に看護師やひめゆり学徒らが食料を運搬した「飯上(めしあ)げ」を体験した。8人は町が毎年実施する平和学習交流事業のメンバー。2人一組で10キロ分のペットボトルが入った樽(たる)をつるした棒を担ぎ、南風原文化センター入り口

「今こそ沖縄戦の記憶に向き合って」 ひめゆり学徒隊悼む慰霊祭
2024.06.23

「今こそ沖縄戦の記憶に向き合って」 ひめゆり学徒隊悼む慰霊祭

 沖縄県糸満市伊原の「ひめゆりの塔」前では23日、看護要員として沖縄戦に動員された「ひめゆり学徒隊」の犠牲者を悼む慰霊祭があり、元学徒や遺族ら約190人が参列した。 慰霊祭を主催する同窓会の知念淑子(よしこ)会長(95)が祭文を読み上げ、「多くの尊い命を失った。ご遺族の心中を察す

沖縄戦の元学徒に78年越しの卒業証書 「学友の無念を忘れてはならない」 世界平和の文字を書き記す
2024.06.23

沖縄戦の元学徒に78年越しの卒業証書 「学友の無念を忘れてはならない」 世界平和の文字を書き記す

沖縄戦の元学徒、宮城政三郎さんが、戦時中に疎開先の台湾で通っていた学校から78年の時をこえて卒業証書を授与されました。太平洋戦争中、疎開先の台湾で学徒動員された宮城政三郎さんに21日、現地で通っていた高雄高級中学校から名誉卒業証書が授与されました。宮城さんは1945

平和宣言「戦争を阻止」 元全学徒の会、首里で追悼・祈念祭 沖縄
2024.06.20

平和宣言「戦争を阻止」 元全学徒の会、首里で追悼・祈念祭 沖縄

 慰霊の日を前に、沖縄戦に動員された県内21の旧制師範学校・中等学校の元学徒らでつくる元全学徒の会は19日、「全学徒戦没者追悼・平和祈念祭」を那覇市首里の養秀会館で開いた。元学徒や関係者ら30人以上が戦没者を追悼し、献花した。 昨年まで糸満市摩文仁の平和祈念公園にある全学徒隊の碑

「伝えていくのが生き残りの使命」沖縄戦当時の学徒が追悼式で不戦の誓い新たに
2024.06.19

「伝えていくのが生き残りの使命」沖縄戦当時の学徒が追悼式で不戦の誓い新たに

沖縄戦に動員された県内21校の元学徒らでつくる「元全学徒の会」が那覇市で追悼式を開き、不戦の誓いを新たにしました。元全学徒の会・與座章健共同代表「沖縄戦の風化が懸念され、元学徒も余命幾ばくか知る由もありませんが、いかなる戦争であれ阻止しなければなりません」<

「ひめゆり学徒隊」に解散命令 X年前 何があった? 沖縄の歴史6月18日版
2024.06.18

「ひめゆり学徒隊」に解散命令 X年前 何があった? 沖縄の歴史6月18日版

 今からX年前の6月18日、沖縄ではこんな出来事がありました。過去のニュースを振り返ります。▶ 米海兵隊のCH53大型輸送ヘリが午後2時45分ごろ、国頭村宜名真の牧草地に不時着。現場は辺戸岬の近くで、国道58号から100メートルほどの場所。同4時過ぎに離陸し、普天間飛行場に戻った

女学生17人が戦争の犠牲になった「白梅学徒」の記憶を次世代へ 「白梅継承の会」設立
2024.06.15

女学生17人が戦争の犠牲になった「白梅学徒」の記憶を次世代へ 「白梅継承の会」設立

沖縄戦で犠牲になった白梅学徒隊の戦争体験などを語り継ぐ「白梅継承の会」が設立され、設立総会が9日那覇市で開かれました。白梅学徒隊は沖縄戦当時、県立第二高等女学校の4年生たちによって編成され、戦場に動員された46人のうち17人が犠牲となりました。総会が開かれた「白梅継

「見た瞬間に日本は負けるなと思いました」「顔面蒼白でした」…血の気が引いた「硫黄島の実態」
2024.05.21

「見た瞬間に日本は負けるなと思いました」「顔面蒼白でした」…血の気が引いた「硫黄島の実態」

 なぜ日本兵1万人が消えたままなのか、硫黄島で何が起きていたのか。 民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、日米の機密文書も徹底調査したノンフィクション『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』が9刷決定と話題だ。 ふだん本を読まない人にも届き、「イッキ読みした」「熱