# 地盤

南海トラフ沿い地震 先月は「特段の変化なし」も 海岸などで揺れを感じたら注意を
2024.07.05

南海トラフ沿い地震 先月は「特段の変化なし」も 海岸などで揺れを感じたら注意を

気象庁は、南海トラフでの巨大地震発生の可能性を評価する定例の検討会を開き、6月は「特段の変化は観測されなかった」とする見解をまとめました。一方で、大地震はいつ起きても不思議はないとして注意を呼びかけています。今後30年以内の発生確率が70%から80%とされる南海トラフ巨大地震につ

辺野古・大浦湾で「杭打ち試験」の作業 沖縄県は中止求め行政指導
2024.07.04

辺野古・大浦湾で「杭打ち試験」の作業 沖縄県は中止求め行政指導

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画で、防衛省沖縄防衛局が、辺野古北側の大浦湾で杭打ち試験の準備作業を始めている。大浦湾では4日、作業船に搭載されたクレーンで鋼管杭を海中に下ろす作業が行われていた。 木原稔防衛相は2日の記者会見で、この作業について「工事

熱海土石流から3年 神奈川県内の盛り土是正、9割が進まず
2024.07.02

熱海土石流から3年 神奈川県内の盛り土是正、9割が進まず

 静岡県熱海市で発生した大規模な土石流災害から3日で3年。不適切な盛り土が被害拡大を招いたとされる。これを受けて神奈川県などが実施した県内の盛り土の総点検で、是正措置が必要と判断された盛り土の約9割が是正されない状態のままであることが県への取材で分かった。出水期に入っており、所管する自治体は監

西日本は2日(火)夜にかけて土砂災害に警戒 3日(水)は大雨の中心が北陸や東北へ
2024.07.02

西日本は2日(火)夜にかけて土砂災害に警戒 3日(水)は大雨の中心が北陸や東北へ

 西日本は、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、引き続き2日(火)夜にかけて、土砂災害に警戒が必要だ。また、北陸や東北は3日(水)から4日(木)にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要となる。 梅雨前線が西日本から東日本を通って日本の東にのびてお

4日にかけて激しい雨のおそれ 土砂災害に注意・警戒【2日午前11時現在】
2024.07.02

4日にかけて激しい雨のおそれ 土砂災害に注意・警戒【2日午前11時現在】

石川県内は2日夜から次第に雨脚が強まり、4日にかけ雷を伴った激しい雨が降る見込みです。土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒してください。3日午前6時までの24時間に予想される雨の量は、加賀、能登ともに40ミリで、その後雨量はさらに増え、4日午前6時までの24時間では、加賀で1

広島県は昼すぎまで局地的に激しい雨に注意 朝の強雨で再び土砂災害の危険度“警報基準超え”も【この先30分ごと降水シミュレーション】
2024.07.02

広島県は昼すぎまで局地的に激しい雨に注意 朝の強雨で再び土砂災害の危険度“警報基準超え”も【この先30分ごと降水シミュレーション】

2日朝の広島県は局地的に発達した雨雲がかかり一時的に激しく降っている所があります。このあとも昼すぎにかけては発達した雨雲が流れ込みザッと激しく降るタイミングがありそうです。土砂災害の危険度を示す土砂キキクルでは、午前9時の時点で警報基準を超える赤色で示されるエリアがまだあります。

辺野古移設工事 7月3日にも「砂杭」を海底に打ち込む試験に着手
2024.07.01

辺野古移設工事 7月3日にも「砂杭」を海底に打ち込む試験に着手

普天間基地の名護市辺野古への移設工事をめぐり防衛省は、早ければ明後日3日にも埋め立て予定海域に砂の杭を打ち込む試験的な作業を始めることが関係者への取材で分かりました。国は去年、工事に反対する県に代わり軟弱地盤のある大浦湾側での工事を承認していて、今年1月からは資材置き場となる海上

2日明け方にかけ局地的に雷伴う激しい雨 警報級大雨の可能性も 土砂災害に注意
2024.07.01

2日明け方にかけ局地的に雷伴う激しい雨 警報級大雨の可能性も 土砂災害に注意

愛媛県内ではあす明け方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みで、土砂災害に十分注意が必要です。梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、県内は広い範囲で雨となっていて、午前10時50分までの24時間に上林で80.5ミリ、久万で79.5ミリ、松山で79ミリの降水量

地震で地盤低下の能登町・宇出津港、潮位上昇で連日の冠水被害「台風が来たらひとたまりもない」
2024.06.29

地震で地盤低下の能登町・宇出津港、潮位上昇で連日の冠水被害「台風が来たらひとたまりもない」

 能登半島地震で堤防が壊れた石川県能登町宇出津港周辺で連日、冠水被害が発生している。夏場にかけて潮位が上昇しているためで、通行止めや家屋の浸水など生活に支障は大きい。台風シーズンにはさらなる被害が出るおそれもあり、近隣住民からは早急な対策を求める声が上がっている。(川崎大輝) 2

近鉄けいはんな線、29日も終日運転見合わせ 奈良・生駒の土砂崩れ
2024.06.29

近鉄けいはんな線、29日も終日運転見合わせ 奈良・生駒の土砂崩れ

 奈良県生駒市辻町で発生した土砂崩れから一夜明けた29日、土砂崩れが起きた近鉄けいはんな線の東生駒トンネル入り口付近では、重機で土砂を取り除く作業が続いていた。 けいはんな線は29日午前に大阪府東大阪市の長田―新石切の上下線で運転を再開したが、新石切―学研奈良登美ケ丘(奈良市)間

【速報】長野県南木曽町の土砂災害警戒情報は解除
2024.06.28

【速報】長野県南木曽町の土砂災害警戒情報は解除

28日午後9時0分、長野県と気象台は、長野県南木曽町に出していた土砂災害警戒情報を解除しました。大雨が弱まったため、多発的な土砂災害が発生するおそれは少なくなりましたが、これまでの大雨で地盤が緩んでいるおそれがあり、引き続き土砂災害が発生する場合もありますので、注意してください。

29日にかけ雷伴う激しい雨【雨の動きシミュレーション】梅雨前線は東日本へ進み前線上の低気圧が日本海に 富山
2024.06.27

29日にかけ雷伴う激しい雨【雨の動きシミュレーション】梅雨前線は東日本へ進み前線上の低気圧が日本海に 富山

梅雨前線は東日本にのび、前線上の低気圧が日本海に進むため、暖かく湿った空気が引き続き流れ込む見込みです。このため富山県では28日夜から29日にかけて雷を伴った激しい雨となる見込みで、気象台は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。気象台によります

「岡山の環状道路」開通延期へ 24年度延伸を見直し 中国地方屈指の渋滞ポイント改善遠のく
2024.06.25

「岡山の環状道路」開通延期へ 24年度延伸を見直し 中国地方屈指の渋滞ポイント改善遠のく

 国土交通省 岡山国道事務所は2024年6月24日、建設中の国道180号「岡山環状南道路」について、開通予定を見直すと発表しました。 当該区間は国道2号と180号が交わる「大樋橋西」交差点から南へ、国道30号との交点までをつなぐ2.9kmです。2024年度の開通が予定されていまし

スケートリンク中央部分が“フラット”じゃなかった「FLAT HACHINOHE」 青森県八戸市が「競技に支障をきたす」として運営会社に施設の改修求める
2024.06.25

スケートリンク中央部分が“フラット”じゃなかった「FLAT HACHINOHE」 青森県八戸市が「競技に支障をきたす」として運営会社に施設の改修求める

青森県八戸市の多目的施設「FLAT HACHINOHE」のスケートリンクの中央部分が平坦になっていないことが分かりました。市は、競技に支障をきたすとして、運営会社に施設の改修を求めています。八戸市は24日、「FLAT HACHINOHE」の運営会社に、速やかな改修工事を求める要求

【独自】岡山環状南道路 工期に遅れ 軟弱地盤で難航 24年度内開通不可能
2024.06.25

【独自】岡山環状南道路 工期に遅れ 軟弱地盤で難航 24年度内開通不可能

 国土交通省が2024年度中に開通を目指して工事を進めている岡山環状南道路(岡山市南区藤田―同古新田、2・9キロ)の工期が遅れることが24日、国交省岡山国道事務所への取材で分かった。干拓地の軟弱地盤のため重機が埋もれる状況に陥り、追加の沈下対策工事に時間を要しているためだ。岡山市街地の周囲を巡

整備中の山陰道・北条道路 地下に軟弱層が見つかり追加の対策必要に 開通時期への影響は調査や対策を踏まえ検討
2024.06.23

整備中の山陰道・北条道路 地下に軟弱層が見つかり追加の対策必要に 開通時期への影響は調査や対策を踏まえ検討

 国土交通省倉吉河川国道事務所は21日、2026年度の開通を目指して整備中の山陰道・北条道路(鳥取県湯梨浜町はわい長瀬-同県琴浦町槻下、13・5キロ)について、地下に新たな軟弱層が見つかるなどして追加の対策が必要になったと発表した。開通時期への影響は調査や対策を踏まえて検討するという。

高速道路上に「なかったはずのトンネル」が出現!? 風景がめちゃくちゃ変わる大工事 これからスゴイことに!?
2024.06.23

高速道路上に「なかったはずのトンネル」が出現!? 風景がめちゃくちゃ変わる大工事 これからスゴイことに!?

 NEXCO東日本が2024年6月、上信越道で実施しているトンネル上の高さ70mの岩山(岩塊)を削り取る「北野牧工事」の現場を一般公開。岩塊を覆う「足場の要塞」で何が行われているかを一目見ようと、2000人弱の応募者から選ばれた72人が参加し、その注目度の高さが改めて印象付けられました。

岡山市の国道2号と30号結ぶ岡山環状南道路 軟弱地盤対策で24年度開通予定→開通予定見直し【岡山】 
2024.06.23

岡山市の国道2号と30号結ぶ岡山環状南道路 軟弱地盤対策で24年度開通予定→開通予定見直し【岡山】 

岡山市南区古新田の国道2号と南区藤田の国道30号を結ぶ国道180号岡山環状南道路について、岡山国道事務所は2024年度開通予定としていた開通時期を見直すと発表しました。干拓地を通る2.9キロのうち、2.2キロは軟弱地盤対策が必要で、このうち2.1キロは施工が完了したものの、残る南

那覇軍港移設、代替施設を建設する浦添市沖で7月から地盤調査…防衛省が沖縄県に説明
2024.06.22

那覇軍港移設、代替施設を建設する浦添市沖で7月から地盤調査…防衛省が沖縄県に説明

 那覇市の米軍那覇港湾施設(那覇軍港、約56ヘクタール)の移設を巡り、防衛省沖縄防衛局の担当者が21日、沖縄県庁を訪れ、代替施設を建設する移設先の同県浦添市沖で7月に地盤調査を開始することを説明した。 説明は非公開で行われた。県によると、7月10日に上空などからの測量調査や磁気探

【独自】笠岡バイパス(岡山県笠岡市)盛り土に段差や亀裂 工事ストップ、開通遅れる可能性も
2024.06.22

【独自】笠岡バイパス(岡山県笠岡市)盛り土に段差や亀裂 工事ストップ、開通遅れる可能性も

 2025年度に全線開通予定の国道2号笠岡バイパス(岡山県笠岡市、7・6キロ)を巡り、路面の土台となる盛り土に大規模な段差や亀裂といった「変状」が生じ、工事がストップしていることが21日、国土交通省岡山国道事務所への取材で分かった。同事務所は有識者による対策検討会を7月に立ち上げ、原因究明を含