# 地理学

一枚の地図が起こす小さな跳躍、ささやかな奇跡。
2024.09.01

一枚の地図が起こす小さな跳躍、ささやかな奇跡。

時代を超えて、常に私たちの生活の中にある地図。私たちは「地図」を通して何に出会っているのでしょうか。さまざまな地図や「地図のようなもの」に魅せられた東辻賢治郎さんのエッセイ集『地図とその分身たち』から、冒頭のエッセイ「差し出される地図」を公開します。どんなに小さな町にも観光案内所

赤水ゆかりの地巡ろう 4カ所、プレゼントも 高萩市、スタンプラリー企画 大学生以下が対象 茨城
2024.08.30

赤水ゆかりの地巡ろう 4カ所、プレゼントも 高萩市、スタンプラリー企画 大学生以下が対象 茨城

日本で初めて経緯線の入った地図を完成させた茨城県高萩市出身の地理学者、長久保赤水や同市の文化財について知ってもらおうと、市は大学生以下を対象に、赤水ゆかりの地など4カ所を巡るスタンプラリーを実施している。全て集めると全員に缶バッジを贈呈、先着200人にレプリカ地図かオリジナルバンダナをプレゼン

人種と民族の違いについて説明することができますか
2024.08.15

人種と民族の違いについて説明することができますか

 ロシアによるウクライナへの進攻、イスラエルによるガザ地区への空爆など、ここ数年、世界各地で軍事衝突が起こっている。 こういった紛争の多くには、民族問題が絡んでいる。だが、その本質を日本人はまったくわかっていない。紛争の時代。これからの世界の動きを捉えるうえで民族問題についての理

「その食いつき方、間違っています!」リゾートしか浮かばない頭をぶっちぎる…激しすぎる自然現象が満載だった「島の真実」
2024.07.31

「その食いつき方、間違っています!」リゾートしか浮かばない頭をぶっちぎる…激しすぎる自然現象が満載だった「島の真実」

1963年に創刊されて以来、「科学をあなたのポケットに」を合言葉に、これまで2000冊以上のラインナップを世に送り出してきたブルーバックス。本連載では、そんなブルーバックスをつくっている編集部メンバーによるコラムをお届けします。その名も「ブルーバックス通信」。どうぞお楽しみくださ

一度は存在が信じられながら、後に地図から削除された島「疑存島」を市川紗椰が解説
2024.07.26

一度は存在が信じられながら、後に地図から削除された島「疑存島」を市川紗椰が解説

『週刊プレイボーイ』で連載中の「ライクの森」。人気モデルの市川紗椰(さや)が、自身の特殊なマニアライフを綴るコラムだ。今回は、実在しない島「疑存島(ぎそんとう)」について語る。 * * *大正時代の古地図を"パトロール"しているとき、小笠原諸島の辺りに「中ノ鳥島」と

今も世界を分断する「見えない境界線」、著者が語るその影響と未来
2024.07.24

今も世界を分断する「見えない境界線」、著者が語るその影響と未来

例えば国境のような地図に書き記すことのできる形式的な境界線のほかにも、人々の生き方に大きな影響を与える「見えない境界線=インビジブル・ラインズ」がある。米国のシカゴ・デポール大学で地理学の教鞭を執るマキシム・サムソン氏が自著『世界は「見えない境界線」でできている』の中で、地球上に

シリーズ累計170万部突破、九九や地図の学習ポスターにミニサイズが登場! JTBパブリッシング
2024.07.15

シリーズ累計170万部突破、九九や地図の学習ポスターにミニサイズが登場! JTBパブリッシング

株式会社JTBパブリッシングは、「キッズレッスン」シリーズの新商品として、『キッズレッスン ちいサイズ かけ算九九&小学一年生・二年生で習うかん字ポスター』と『キッズレッスン ちいサイズ 学習日本地図&世界地図ポスター』を7月19日(金)に発売する。「キッズレッスン」シリーズは、

「住み続ける理由」探る 駒大生ら宇検村で地域文化調査 大島高生徒も参加
2024.07.08

「住み続ける理由」探る 駒大生ら宇検村で地域文化調査 大島高生徒も参加

 駒沢大学地理学科(東京都)の学生たちが6日から、鹿児島県奄美大島の宇検村で地域文化調査に取り組んでいる。初日は同村屋鈍(約30世帯・60人)の屋鈍防災会館で集落民を交えたワークショップを開催。学生たちは人口減など地域課題解決の手掛かりを見つけるべく、同集落の昔の様子や、現在の暮らしぶりなどに

「屋外で過ごせる日数」気候変動の影響を測る新たな指標となるか
2024.07.05

「屋外で過ごせる日数」気候変動の影響を測る新たな指標となるか

地球沸騰化とも呼ばれるこの時代、いまや「気候変動」という言葉を聞かない日がないほどになった。しかし、日常生活の中で私たちが気候変動から受けている影響をどのくらい理解しているかと問われると、はっきりとは答えられない人も多いのではないだろうか。そんな中、マサチューセッツ工科大学(MI

「佐藤」は東北、「鈴木」は静岡・愛知…「小林」や「渡辺」は? 名字の〝偏り〟をマップ化
2024.07.04

「佐藤」は東北、「鈴木」は静岡・愛知…「小林」や「渡辺」は? 名字の〝偏り〟をマップ化

佐藤、鈴木、高橋……日本の名字のバリエーションは10万を超えるともされています。どこにどんな名字が集まっているのか、電子データを活用し、その〝偏り〟の解明に挑んだ男性がいます。町や丁目単位で可視化した地図から浮かび上がってきたものは……。(朝日新聞デジタル企画報道部・篠健一郎)作

「おもしろ半島ちば」魅力語る 7月15日、出版記念講演会 千葉地理学会 千葉日報社
2024.06.14

「おもしろ半島ちば」魅力語る 7月15日、出版記念講演会 千葉地理学会 千葉日報社

 千葉日報紙で約10年間にわたり連載されたコラム「おもしろ半島ちば」を収録した単行本の第3巻刊行を記念し、執筆者・編集者による講演会が7月15日、千葉市中央区の千葉県教育会館で開かれる。 千葉地理学会元会長の鎌田正男編集委員長が登壇して企画について語るほか、「千葉県はどこからどこ

英探検家シャクルトンの船、カナダ沖の海底で見つかる
2024.06.13

英探検家シャクルトンの船、カナダ沖の海底で見つかる

(CNN) 著名な英国人探検家のアーネスト・シャクルトンが乗船していたクエスト号がカナダの沖合約27キロの海底で、ほぼ無傷の状態で発見された。王立カナダ地理学会が12日、発表した。シャクルトンは1922年1月、クエスト号に乗船中、心臓発作を起こして亡くなった。専門家によれば、クエ

千葉の魅力たっぷりと 連載コラム「おもしろ半島ちば」第3巻を発刊 地理学会、専門ジャンルをリレーで執筆
2024.06.02

千葉の魅力たっぷりと 連載コラム「おもしろ半島ちば」第3巻を発刊 地理学会、専門ジャンルをリレーで執筆

 本紙地方版で2023年5月まで約10年間に渡って連載されたコラム「おもしろ半島ちば」を収録した単行本の第3巻が、千葉日報社より刊行された。「地理から学ぼう ちばの魅力」をテーマに、千葉地理学会の会員がそれぞれの専門ジャンルについてリレーで執筆しており、連載は全400回に上る。最終巻となる今回

「梅田ダンジョン」でなぜ迷う? 東西南北5つの駅と高速移動する“大阪パワー”に負けないために
2024.05.25

「梅田ダンジョン」でなぜ迷う? 東西南北5つの駅と高速移動する“大阪パワー”に負けないために

 大阪の梅田駅。複雑で難解な構造で地元民でも時に迷う高難度スポットだ。人はなぜこの駅で迷子になるのか。街の歴史と駅の成り立ちを識者に聞き、実際に歩いた。AERA 2024年5月27日号より。*  *  * 新年度も1カ月以上が経過し、新たな生活に少しずつ慣れてきた人

県内最大!6mの津波が…離島を襲った能登半島地震の爪痕
2024.05.24

県内最大!6mの津波が…離島を襲った能登半島地震の爪痕

能登半島地震で津波による大きな被害を受けた、輪島市の舳倉島。金沢大学などが4月末に行った現地調査の結果、島を襲った津波は、県内で最も高い地点にまで達していたことが分かった。「珠洲市や能登町の津波痕跡高の最大が5mを少し超える程度。舳倉島の痕跡高は、5mを超えるものから最大で6mを

ピラミッド群沿いの「幻の水路」をついに発見、ナイル川支流の跡、ギザのピラミッドも
2024.05.20

ピラミッド群沿いの「幻の水路」をついに発見、ナイル川支流の跡、ギザのピラミッドも

 現在、ギザのピラミッドは、砂と岩ばかりの砂漠の景色の中にたたずんでいる。そこは、青々としたナイル川の岸辺から何キロも離れている。 だからこそ、姿を消した王国の壮大な遺跡という印象が強いのだろう。しかし、昔からずっとそうだったわけではないようだ。5月16日付けで学術誌「Commu

日本における地政学の「誤解」とは…戦前日本の外交政策が理論に与えた「意外な影響」
2024.05.16

日本における地政学の「誤解」とは…戦前日本の外交政策が理論に与えた「意外な影響」

横浜18区で「かっこいいと思う区名」ランキング! 2位は「港南区」、1位は?
2024.05.12

横浜18区で「かっこいいと思う区名」ランキング! 2位は「港南区」、1位は?