千葉の魅力たっぷりと 連載コラム「おもしろ半島ちば」第3巻を発刊 地理学会、専門ジャンルをリレーで執筆

AI要約

本稿では2023年5月まで約10年間に渡って連載されたコラム「おもしろ半島ちば」を収録した単行本の第3巻について紹介されています。千葉地理学会の会員が千葉の魅力について執筆しており、全400回の連載の最終巻で県内149トピックスが収録されています。

千葉地理学会は1960年に設立され、研究活動や書籍の刊行を通して活動しています。また、地理に関する現地観察や調査なども積極的に行っています。

コラムのメイン執筆者の1人である鎌田正男さんは千葉地理学会の会員で、同学会の活動にも積極的に参加しています。千葉の魅力を中学生にも理解しやすい文体で紹介している全3巻の単行本は、日本地理や世界地理に詳しい方にも価値のある書籍とされています。

千葉の魅力たっぷりと 連載コラム「おもしろ半島ちば」第3巻を発刊 地理学会、専門ジャンルをリレーで執筆

 本紙地方版で2023年5月まで約10年間に渡って連載されたコラム「おもしろ半島ちば」を収録した単行本の第3巻が、千葉日報社より刊行された。「地理から学ぼう ちばの魅力」をテーマに、千葉地理学会の会員がそれぞれの専門ジャンルについてリレーで執筆しており、連載は全400回に上る。最終巻となる今回は県内149トピックスを収録した。

 同学会は1960年、千葉大学の地理学教室と、千葉市の小中高校の社会科教諭らで設立。研究冊子をはじめ数々の書籍を刊行するほか、国内外で現地観察や聞き取り調査などを定期的に開催している。

 コラムのメイン執筆者の1人で、同学会の鎌田正男さん(71)は、社会科教諭として教壇に立つ傍ら、1970年頃に同学会に入会。現在は敬愛大学生涯学習センターなどで講師を務める。同書は中学生から読める柔らかな文体で、「全3巻は、日本地理も世界地理も長年研究したからこそ分かる千葉の良さの宝庫」と胸を張る。

 A5判320ページ。税込み1650円。注文・問い合わせの専用メールアドレスはomoshirochiba3@gmail.com