# 地形学

2メートル隆起の輪島港 九州大学が詳細な「海底地形図」を公開
2024.07.01

2メートル隆起の輪島港 九州大学が詳細な「海底地形図」を公開

能登半島地震で海底が隆起した石川県の輪島港周辺で、九州大学などは1日、漁業者の安全な操業につなげてもらおうと、詳細な海底地形図を公開しました。九州大学などの研究グループは、隆起による海底の変化や海底活断層を把握するため、石川県輪島市の輪島港周辺で、今年4月から5月にかけて、海底地

能登地震の液状化被害 震度5弱の地域でも拡大 砂丘多い日本海側、宅地被害は1万5千件
2024.06.29

能登地震の液状化被害 震度5弱の地域でも拡大 砂丘多い日本海側、宅地被害は1万5千件

元日の能登半島地震では、震源から遠く離れた震度5弱の地域でも地面から水や砂が噴き出す「液状化現象」の被害が相次いだ。道路がめくれ上がり、一帯の家屋が傾く-。砂丘が多い日本海側の地形的要因もあって被害は拡大し、宅地被害は推定で約1万5千件に及ぶ。地震から7月1日で半年。自治体の支援策がようやく整

鬼の洗濯板を使う鬼は、いったいどのくらいの大きさなのか?気象予報士が徹底調査!
2024.06.26

鬼の洗濯板を使う鬼は、いったいどのくらいの大きさなのか?気象予報士が徹底調査!

宮崎市青島の鬼の洗濯板は、宮崎観光のシンボル。人間が使う洗濯板の大きさは30cm台~50cm台まで様々だが、鬼の洗濯板を使う“洗濯板”は、いったいどれくらいの大きさなのか?気象予報士の酒井晋一郎氏が徹底調査した。宮崎有数の観光地、青島に広がる“鬼の洗濯板”が国の天然記念物に指定さ

能登半島地震でも大活躍! 空飛ぶ災害対応「航空レーザー測量」をご存じか
2024.06.16

能登半島地震でも大活躍! 空飛ぶ災害対応「航空レーザー測量」をご存じか

 2024年1月1日、石川県能登地方で震度6強の地震が発生した。震源の深さは16km、地震の規模を示すマグニチュードは7.6。広島大学の調査グループの解析によると、隆起によって拡大した土地の面積は約4.4平方キロメートルで、これは東京ドーム約94個分に相当する。 この地震の特徴と

過去に死者出た事故も 北アルプス白馬大雪渓で岩盤崩落 長さ5メートル超の巨岩も確認 専門家は落石への注意呼びかけ
2024.06.06

過去に死者出た事故も 北アルプス白馬大雪渓で岩盤崩落 長さ5メートル超の巨岩も確認 専門家は落石への注意呼びかけ

 北アルプスの白馬大雪渓で比較的大きな岩盤崩落が起きていたことが6月4日までに分かった。崩落は3号雪渓の上部で発生し、雪渓本流に流れ出た大量の岩石が雪上で黒い帯となっている。大雪渓ではこれまでも岩盤や土砂の崩落、落石に伴う事故が発生している。山岳域ではこれから雪解けが進むことから、山岳関係者は

諏訪湖の水位・世界的な気候変動と関連 長野県と信大の研究チームが発表
2024.05.06

諏訪湖の水位・世界的な気候変動と関連 長野県と信大の研究チームが発表