# 医療制度改革

松波総合病院が腹腔鏡手術支援ロボット導入 助手いらず医師の省力化へ
2024.08.13

松波総合病院が腹腔鏡手術支援ロボット導入 助手いらず医師の省力化へ

 松波総合病院(岐阜県羽島郡笠松町田代)は、従来より少ない医師数で腹腔鏡(ふくくうきょう)手術を行える支援ロボット「ANSUR(アンサー)」を県内で初めて導入した。これまで3人の医師が必要だった胆のう摘出や大腸がんなどの手術が、1人で可能になる。長時間労働などを理由に県内の外科医が減り続ける中

韓国上級総合病院、専門医中心に転換…重症患者の診療に集中
2024.08.01

韓国上級総合病院、専門医中心に転換…重症患者の診療に集中

専攻医への依存度が高い上級総合病院の構造を「専門医中心」に転換する内容などが盛り込まれた第1次医療改革案が8月中に発表される。韓国政府は今後1年間、実損保険の構造改革などを盛り込んだ第2次、医師免許制度の先進化・美容医療管理の改善を含む第3次改革案まで順に打ち出す予定だ。特に第3次改革案を通じ

超高齢社会の不老チャート
2024.07.27

超高齢社会の不老チャート

 病気になってからは手厚くても、病気にならないようにすることには消極的な医療制度。そういったイメージが強い。そのデジタルトランスフォーメーション(DX)も着々と進んではいるようでいて課題も多い。医療制度改革には官民ともに懸命に取り組んでいる様子だが、それが国民の意を本当にくんだものであるのかど

ビッグ5の医大教授「専攻医の募集には同意できない」…患者「恥知らずで反倫理的」
2024.07.24

ビッグ5の医大教授「専攻医の募集には同意できない」…患者「恥知らずで反倫理的」

一部の医大教授が下半期専攻医募集に「ボイコット」の意思を明らかにしたことに対して、韓国政府は「憲法的価値に反する」とし、強い遺憾を表した。患者団体もボイコット撤回を求めた。反面、大型病院教授は繰り返し「専攻医の募集には同意できない」という立場を出しながら葛藤様相が拡大している。韓

ソウル高裁「医学部定員増」停止の仮処分申請、却下…「人材確保=公共福利が損なわれる可能性」
2024.05.20

ソウル高裁「医学部定員増」停止の仮処分申請、却下…「人材確保=公共福利が損なわれる可能性」

【05月20日 KOREA WAVE】韓国の医学部定員増を柱とする医療改革に関連し、ソウル高裁は16日、増員停止を求めて医療界が申し立てた仮処分申請を棄却した。高裁が増員決定効力の停止を受け入れなかった理由の核心は「公共福利」だ。効力を停止すれば、「必須医療人材の確保」という公共