# 偏西風

じつは「偏西風の波」は、大きすぎても、小さすぎても「異常気象につながる」という、じつに納得の理由
2024.07.12

じつは「偏西風の波」は、大きすぎても、小さすぎても「異常気象につながる」という、じつに納得の理由

今日の空模様にも、理由がある……。古来から私たちの生活をやわらく、時に厳しく包んできた気象。さらに、ゲリラ豪雨や線状降水帯など、昨今特に耳にすることが多くなってきた現象もあります。こうした、気象現象はどのように起こり、またそれをどのように予測し、報じるのでしょうか。

2024.07.10

"偏西風のスーパー大蛇行"? "黒潮のジャイアント蛇行"? 今年はますます高温化&長期化! 40℃超えの灼熱地獄がやって来る!

■偏西風と海流の影響で今年は異次元の暑さに!昨年の夏は、東京都心で30℃を超える真夏日が64日間も続いた。また、群馬県では35℃以上の猛暑日が46日もあった。さらに、東北の福島県や北陸の石川県では40℃以上の酷暑日を記録した。観測史上最高に暑い夏だったのだ。では、今

静岡県ようやく梅雨入り 昨年より23日遅く 磐田・法多山尊永寺で「傘の花」やアジサイ
2024.06.22

静岡県ようやく梅雨入り 昨年より23日遅く 磐田・法多山尊永寺で「傘の花」やアジサイ

 気象庁は21日、静岡県を含む東海と近畿、関東甲信が梅雨入りしたとみられると発表した。東海の梅雨入りは平年より15日遅く、昨年に比べて23日遅い。 静岡地方気象台によると、1951年の統計開始以降で4番目、過去20年では2017年と並んで最も遅い梅雨入りとなった。太平洋高気圧の北

梅雨入り遅れたのはなぜ?梅雨明けは早いか遅いか?そして雨の量は?坂下気象予報士が解説
2024.06.21

梅雨入り遅れたのはなぜ?梅雨明けは早いか遅いか?そして雨の量は?坂下気象予報士が解説

気象庁は21日、長野県を含む関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。過去3番目に遅い梅雨入りとなりましたが、なぜ遅くなったのでしょうか?SBCの坂下気象予報士が解説します。坂下気象予報士:梅雨入りが遅れた理由の一つとして日本の

じつは、ジェット気流は「地球を周回」していた…天気図がわかれば、見えてくる「日本で発生・移動する高気圧や低気圧」のリアルな動き
2024.06.15

じつは、ジェット気流は「地球を周回」していた…天気図がわかれば、見えてくる「日本で発生・移動する高気圧や低気圧」のリアルな動き

 高層天気図は、特定の高度や気圧面における気象要素の分布を図に表したもので、じつは、同じ気圧(等圧)ごとに数種の天気図が作られています。いったい、高層天気図から何が読み取れるのでしょうか。 気象や天気に関する入門書として好評の『図解・天気予報入門』、および『図解・気象学入門 改訂

梅雨入り、関東甲信は20日予想…日本気象協会
2024.06.13

梅雨入り、関東甲信は20日予想…日本気象協会

 日本気象協会は13日、最新の梅雨入りの予想を発表した。平年よりも遅れており、九州北部18日、近畿19日、関東甲信20日と見込んでいる。 太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、偏西風が平年より南に蛇行している影響で、梅雨前線の北上が遅くなっているという。ほかの地方の予想は、東海19

関東甲信越で16日頃の梅雨入り予想、記録的に遅くなる可能性も 日本気象協会
2024.06.11

関東甲信越で16日頃の梅雨入り予想、記録的に遅くなる可能性も 日本気象協会

日本気象協会が10日発表した最新の梅雨入り予想では、関東甲信地方は6月16日頃に梅雨入りするとした。平年(7日頃)よりも8日遅い。ただ、梅雨前線が本州付近に北上する16日頃の梅雨入りが見送られると、その後は一時的に高気圧に覆われ、晴天に恵まれる地域が多くなるため、関東甲信などの梅雨入りが記録的

じつは暑い「赤道直下」ではなく、地球の緯度30度前後に「砂漠が集中」している「意外すぎる理由」
2024.06.10

じつは暑い「赤道直下」ではなく、地球の緯度30度前後に「砂漠が集中」している「意外すぎる理由」

----------「謎解き・海洋と大気の物理」、「謎解き・津波と波浪の物理」で知られるサイエンスライター保坂直紀氏による『地球規模の気象学』。風、雲、雨、雪、台風、寒波……。すべての気象現象は大気が動くことで起こる。その原動力は、太陽から降り注ぐ巨大なエネルギーだ