# 倒壊家屋

【能登半島地震から半年】仮設への入居進むが、倒壊建物の解体の進捗はわずか12%で街は痛々しい姿のまま
2024.07.01

【能登半島地震から半年】仮設への入居進むが、倒壊建物の解体の進捗はわずか12%で街は痛々しい姿のまま

元日夕に発生した登半島地震から半年を迎えた。地震による犠牲者は281人で、平成以降の地震災害では東日本大震災、阪神・淡路大震災に次ぐ規模。インフラの復旧が進み避難所は解消しつつあるが、倒壊家屋の多くが手つかずの状態。元日の午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とするマグニチュー

犠牲者281人、傷癒えず 仮設暮らし1.7万人 能登地震、きょう半年
2024.07.01

犠牲者281人、傷癒えず 仮設暮らし1.7万人 能登地震、きょう半年

 能登半島地震の発生から1日で半年を迎えた。 地震による犠牲者は281人で、平成以降の地震災害では東日本大震災、阪神・淡路大震災に次ぐ規模となった。インフラ復旧や避難所解消が徐々に進む一方、倒壊家屋の大半はほぼ手つかずの状態で、災害の傷痕は癒えないままだ。 犠牲者の

「公費解体早く進めて」 損傷家屋崩れ住民恐怖 輪島、珠洲で震度5強
2024.06.03

「公費解体早く進めて」 損傷家屋崩れ住民恐怖 輪島、珠洲で震度5強

 月曜日の早朝、輪島と珠洲で震度5強を記録した3日の地震では、1月以来となる強い揺れに多くの人が恐怖を口にした。元日の能登半島地震で損傷していた住宅が次々と倒壊し、住民からは「危ない家屋を早く公費解体してほしい」との声が上がった。 輪島市河井町の重蔵神社近くでは、蔵の屋根や土壁が

能登半島地震から5か月、公費解体完了は0・6%どまり…自己負担での解体含めても383棟のみ
2024.05.31

能登半島地震から5か月、公費解体完了は0・6%どまり…自己負担での解体含めても383棟のみ

 能登半島地震は1日で発生から5か月になる。住宅2万4000棟以上が全半壊した石川県では、今も多くの倒壊家屋が撤去されずにいる。所有者の申請に基づいて自治体が行う「公費解体」が進んでいないためだ。公費による解体完了は5月29日現在で申請全体の0・6%にとどまり、撤去の遅れが復旧の足かせとなって