# 交雑

米紙「絶滅の危機に瀕する日本のオオサンショウウオの保護活動が、日本の固有種だけでなく“中国種の保護”にもつながっている」
2024.06.21

米紙「絶滅の危機に瀕する日本のオオサンショウウオの保護活動が、日本の固有種だけでなく“中国種の保護”にもつながっている」

日本の川では運が良ければ、大きいもので体長150センチにもなる、珍しい両生類を見つけられるかもしれない。オオサンショウウオだ。日本の特別天然記念物に指定されているこの生き物を求めて、3月の寒い夜、京都大学大学院の学生たちが鴨川を捜索した。オオサンショウウオであればなんでもいいとい

オオサンショウウオ固有種保護へ、外来種や交雑個体を「見た目」で判別…「特定外来生物」指定
2024.06.19

オオサンショウウオ固有種保護へ、外来種や交雑個体を「見た目」で判別…「特定外来生物」指定

 日本固有種で国の特別天然記念物のオオサンショウウオを保護するため、政府は7月1日、固有種以外の外来種と交雑個体を「特定外来生物」に指定する。無許可での飼育や移動を禁じ、固有種との交配を防ぐのが狙いだ。指定は長年の懸案だったが、時間がかかった原因はその「見た目」にあった。(中部支社 小池拓海)

名物秘書として活躍するオオサンショウウオ  今月いっぱいでクビの危機!? 三重・名張市
2024.06.19

名物秘書として活躍するオオサンショウウオ  今月いっぱいでクビの危機!? 三重・名張市

優秀な秘書が今月いっぱいでクビになるかもしれないピンチに直面しています。その秘書とは、人ではなく“ある生き物”でした…。三重県名張市にある郷土資料館のプールにいたのは、つぶらな瞳にヌルっとした大きな体が特徴の世界最大級の両生類、オオサンショウウオです。その数、なんと約150匹!<

タンチョウに大陸の遺伝子 疾病耐性向上か、北海道
2024.06.08

タンチョウに大陸の遺伝子 疾病耐性向上か、北海道

 国の特別天然記念物タンチョウを巡り、ユーラシア大陸極東部から渡ってきた雄と北海道に生息する雌が交配し、道北部で大陸由来の遺伝子を持つ個体が増えているとみられることが8日、研究者への取材で分かった。絶滅寸前から数を回復させた北海道群は遺伝的多様性に乏しく、感染症などへの脆弱さが懸念されていたが

「これだけの集団は初めて」 イノシシ? 東村の農道を歩く14頭の群れ 人に気付いても慌てる様子なく
2024.06.03

「これだけの集団は初めて」 イノシシ? 東村の農道を歩く14頭の群れ 人に気付いても慌てる様子なく

 沖縄県東村慶佐次の農道で5月27日、屋我地鳥獣保護管理員の渡久地豊さんが14頭の群れで歩くイノシシとみられる生き物を撮影した。本島北部地域ではイノシシの目撃情報が相次いでおり、人や農作物などへの被害が懸念されている。 渡久地さんによると小さい個体に見られるウリ模様があったのは3

「イノブタ」か 農道に14頭 交雑で生態系に影響も 沖縄・東村
2024.06.03

「イノブタ」か 農道に14頭 交雑で生態系に影響も 沖縄・東村

 国指定屋我地鳥獣保護区管理員の渡久地豊さんが5月27日、東村内の農道で野鳥の調査をしていたところ、イノシシのような、14頭の動物の集団と遭遇した。11頭の子どもに、3頭の親が連れ添っていた。渡久地さんは、子どもの体の模様などから、ブタと野生のイノシシが交雑したイノブタとみられ、野生で生息して

日本固有のオオサンショウウオを守れ! 「中国種」と「交雑種」が特定外来生物へ
2024.05.28

日本固有のオオサンショウウオを守れ! 「中国種」と「交雑種」が特定外来生物へ

日本固有の生き物であるオオサンショウウオは近年、中国から来た外来種と交雑していると報告されています。 日本固有のオオサンショウウオを守るため、政府は28日、中国のオオサンショウウオとその交雑種を特定外来生物に指定すると閣議決定しました。 特定外来生物への指定が決まっ

特定外来生物に指定 中国原産オオサンショウウオ 環境省
2024.05.28

特定外来生物に指定 中国原産オオサンショウウオ 環境省

 環境省は28日、中国原産の両生類「チュウゴクオオサンショウウオ」とその交雑種について、生態系などに被害を及ぼすと懸念される「特定外来生物」に指定すると発表した。 7月1日から飼育や輸入、野生への放出などを原則として禁止する。 環境省によると、チュウゴクオオサンショ

人工の「怪魚」が釣り人に話題 いけすから逃げた?鹿児島の錦江湾
2024.05.04

人工の「怪魚」が釣り人に話題 いけすから逃げた?鹿児島の錦江湾