# 不妊治療

不妊治療の設備購入へ 宇都宮市の病院がクラウドファンディングで資金募る
2024.07.02

不妊治療の設備購入へ 宇都宮市の病院がクラウドファンディングで資金募る

不妊治療を手掛ける施設の開設に向けて準備を進めている宇都宮市の病院が、設備の購入のため、来週からクラウドファンディングで資金を募ることを決めました。宇都宮市で唯一、総合病院としてお産を手掛けている済生会宇都宮病院は、医学的理由などで妊娠が困難な夫婦の望みをかなえることで地域に貢献

「『闇取引』の精子で生まれる子どもをなくしたい」 日本初の精子バンクはなぜ活動を停止したのか
2024.06.29

「『闇取引』の精子で生まれる子どもをなくしたい」 日本初の精子バンクはなぜ活動を停止したのか

 昨年3月末、国内初の精子バンク「みらい生命研究所」(埼玉県越谷市)が活動を停止した。精子バンクの位置づけについて、法整備が進まなかったためだ。一方、今国会に「生殖補助医療法案」が提出され、法案が成立すれば、精子バンク再開のめどが立つという。*   *   *■起こ

がんの男児の精巣保存、成人後の不妊治療に備え技術開発へ…日米チーム「精巣バンク」計画
2024.06.24

がんの男児の精巣保存、成人後の不妊治療に備え技術開発へ…日米チーム「精巣バンク」計画

 がん治療を受ける男児の精巣の一部を凍結して長期保存し、成人後に正常な精子を作れるようにする不妊治療技術の開発に、大阪大など日米共同研究チームが着手した。将来の実用化を見据え、男児の精巣の一部を採取する「精巣バンク」の運用を、来年にもスタートさせる計画だ。 がんで放射線照射や抗が

「発達障害」といわれるとき、発達の「開始の部分」と「ゴールの部分」はどこにあるのか?
2024.06.24

「発達障害」といわれるとき、発達の「開始の部分」と「ゴールの部分」はどこにあるのか?

 言葉が幼い、落ち着きがない、情緒が不安定。 育ちの遅れが見られる子に、どのように治療や養護を進めるか。 講談社現代新書のロングセラー『発達障害の子どもたち』では、長年にわたって子どもと向き合ってきた第一人者がやさしく教え、発達障害にまつわる誤解と偏見を解いています

大山加奈、40歳の誕生日に“3人目”への思い「考えれば考えるほど正直厳しい」 不妊治療経て2021年に双子出産
2024.06.19

大山加奈、40歳の誕生日に“3人目”への思い「考えれば考えるほど正直厳しい」 不妊治療経て2021年に双子出産

 元バレー日本代表の大山加奈さんが6月19日にInstagramを更新。40歳の誕生日を迎えたことを報告するとともに、今後の不妊治療についての決断を明かしています。 「本日無事に40歳の誕生日を迎えることができました。いつも支えてくださり応援してくださっているみなさま本当にありが

精子の数が現代男性は祖父世代の半分以下に…「日本はフィンランド男性の2/3」最新染色体研究でわかった衝撃の事実「なぜ精子数は減少しているのか?」
2024.06.18

精子の数が現代男性は祖父世代の半分以下に…「日本はフィンランド男性の2/3」最新染色体研究でわかった衝撃の事実「なぜ精子数は減少しているのか?」

男性不妊の原因として、精子形成に必須となる機能をもつ遺伝子を備えているY染色体の減少が原因と考えられていた。しかし、最新の研究データからは世界規模で精子数が減少していることが明らかに…なぜ精子数は減少しているのだろうか。『「Y」の悲劇 男たちが直面するY染色体消滅の真実』(朝日新

青森県・7月から不妊治療の自己負担額を『全額助成』へ 合計特殊出生率「2以上」を目指して… 青森県が抱える課題の一つ「少子化への対策」
2024.06.17

青森県・7月から不妊治療の自己負担額を『全額助成』へ 合計特殊出生率「2以上」を目指して… 青森県が抱える課題の一つ「少子化への対策」

青森県が抱える課題の一つ「少子化への対策」として、県は7月から不妊治療の自己負担額を全額助成する事業を始めます。合計特殊出生率2以上を目指す宮下知事の肝入りの政策が本格化します。人口動態統計によると、2023年の青森県の出生数は過去最少を更新する5696人で、1人の女性が生涯に産

白鷺電気工業「くるみんプラス」に県内初認定 不妊治療と仕事を両立 
2024.06.17

白鷺電気工業「くるみんプラス」に県内初認定 不妊治療と仕事を両立 

 不妊治療と仕事を両立しやすい職場の環境整備に取り組む企業が受ける「くるみんプラス」に、白鷺電気工業(熊本市東区)が県内で初めて認定され、熊本労働局が13日、同社に通知書を交付した。 くるみんは次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の仕事と家庭の両立を支援する企業を認定する仕組

「妊娠継続率は30%」不妊治療中に感じた妻・バービーの言葉のチカラ
2024.06.14

「妊娠継続率は30%」不妊治療中に感じた妻・バービーの言葉のチカラ

 2024年5月30日に第一子の妊娠を発表したフォーリンラブのバービーさん。2021年4月に、夫・つーたんさんと結婚し、その後すぐに妊活を始め、不妊治療のためにクリニックに通院。けれど、なかなか思うような結果が出ず、身体的にも精神的にも疲れていたという2人。そんな中、日々すり減っていく自分たち

新山千春(43)妊活を公表「私には後悔があるので」
2024.06.14

新山千春(43)妊活を公表「私には後悔があるので」

タレントの新山千春(43)が12日、インスタグラムで、妊活について言及した。ファンからの質問に答える動画をYouTubeに投稿したことをつづり、「妊活についてもおこたえしていますが、結婚してからクリニックに通い、治療を続けながら仕事をする大変さも日々感じています!そして家族の協力

新山千春さん(43) 「私には後悔があるので、妊活を公表することに決めました!」 自身の妊活について綴る
2024.06.13

新山千春さん(43) 「私には後悔があるので、妊活を公表することに決めました!」 自身の妊活について綴る

新山千春さん(43)がインスタグラムを更新。自身の妊活について明かしました。新山さんは、自身のYoutubeチャンネルで、ファンから寄せられた「再婚に不安はあった?」「遠距離恋愛を長く続ける秘訣は?」「使ってるバッグは?お財布?香水は?」などの質問に回答する動画をア

“早く踏み出してほしい”不妊治療の経験者2人が語った想い 治療に踏み出しやすい環境づくりを
2024.06.11

“早く踏み出してほしい”不妊治療の経験者2人が語った想い 治療に踏み出しやすい環境づくりを

近年、不妊治療については様々な治療法があり、県や各自治体による治療費の助成も行われている。実際に不妊治療を経験した2人に共通していたのは、「早く治療に踏み出してほしい」ということだった。2024年3月に発表された厚生労働省のデータによると、不妊を心配したことがある夫婦は約2.6組

第三者の精子や卵子使う不妊治療、超党派議連が「出自を知る権利」配慮の法案要綱案
2024.06.05

第三者の精子や卵子使う不妊治療、超党派議連が「出自を知る権利」配慮の法案要綱案

 第三者から提供された精子や卵子を使う不妊治療のルールを定める「特定生殖補助医療法案(仮称)」について、超党派の議員連盟(会長=野田聖子・元総務相)は5日、総会を開き、この治療で生まれた子どもが18歳以上になった際に、提供者の同意なしに「身長、血液型、年齢など」の情報を開示することを柱とする、

第三者からの精子や卵子提供ルールは? 特定生殖補助医療法の要綱案
2024.06.05

第三者からの精子や卵子提供ルールは? 特定生殖補助医療法の要綱案

 第三者から精子や卵子の提供を受ける不妊治療などのルールを定めた特定生殖補助医療法案について、超党派の国会議員連盟(野田聖子会長)が5日、要綱案をまとめた。生まれた子どもの「出自を知る権利」の手続きを盛り込んだが、罰則の詳細がまとまらず、検討を続ける。議連幹事長の秋野公造参院議員は「今国会への

芥川賞作家・金原ひとみ、母になった今だから語る“妊活時の強烈な切迫感”
2024.06.04

芥川賞作家・金原ひとみ、母になった今だから語る“妊活時の強烈な切迫感”

 20歳のとき『蛇にピアス』(集英社)で第130回芥川賞を受賞して以来、コンスタントに小説を発表、谷崎潤一郎賞、柴田錬三郎賞など、きらめくような受賞歴をもつ金原ひとみさん(40歳)。作家であり2女の母であり、小説の中で「本音」を“ぶちまける”作家として女性を中心に熱い支持を得ている。【第5回/

【遺伝カウンセラーに聞く】高年出産だと、染色体異常がどのくらい増えるの?
2024.06.02

【遺伝カウンセラーに聞く】高年出産だと、染色体異常がどのくらい増えるの?

妊活中の人の中には、「高年出産は染色体異常が多い」と聞いて気になっている人がいるかもしれません。不妊治療クリニックの中には大病院にあるような「遺伝カウンセリング」を受けられるところがあり、染色体異常の心配についてゆっくり話すことができます。京野アートクリニック高輪などで相談に乗る認定遺伝カウン

「不妊治療」当事者を悩ませる制度の「壁」 すべて自己負担、 費用総額1000万円超も
2024.05.31

「不妊治療」当事者を悩ませる制度の「壁」 すべて自己負担、 費用総額1000万円超も

晩婚化などを背景に、注目が高まっている「不妊治療」。おととしから保険の適用が本格的に始まったほか、6月からはさらに適用の範囲が広がり、治療の「ハードル」は下がりつつありますが、当事者を悩ませる制度の「壁」が浮き彫りになってきています。 「結婚したときから子どもが欲しいという気持ち

【43歳で初産】羊水検査で夫とケンカ、自然分娩選んで心身ボロボロ......高齢出産「私の場合」
2024.05.31

【43歳で初産】羊水検査で夫とケンカ、自然分娩選んで心身ボロボロ......高齢出産「私の場合」

タレントやアナウンサーの高齢出産報告ラッシュが続いている。かつては30歳でマル高などと言われた高齢基準も、現在では初産なら35歳とする見方が一般的。一方で、周囲を見回してみると、実際には40歳前後での初産が増えている、と感じる方は多いのではないだろうか。高齢出産の現実について、危

バービー 3年の妊活実り第1子妊娠も…夫への不満を涙ながらに告白「妊娠継続率見せてきて…」
2024.05.30

バービー 3年の妊活実り第1子妊娠も…夫への不満を涙ながらに告白「妊娠継続率見せてきて…」

 30日に第1子妊娠を発表したお笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービー(40)が同日、自身のYouTubeチャンネル「バービーチャンネル」を更新。夫“つーたん”とともに不妊治療生活を振り返った。 3年の妊活が実り、第1子を夏頃出産予定のバービーはこれまでを振り返り「しんどいという

43歳で不妊治療に区切りをつけた女性 子どもがいなくても「幸せ」と思えるようになるまで…気持ちを切り替えさせてくれた夫の言葉
2024.05.26

43歳で不妊治療に区切りをつけた女性 子どもがいなくても「幸せ」と思えるようになるまで…気持ちを切り替えさせてくれた夫の言葉

 不妊を巡る様々な問題について、NPO法人Fine(ファイン)理事長の野曽原誉枝(のそはらやすえ)さんとともに考えます。 何年も続けてきた不妊治療をやめようと考えるきっかけは、人によってさまざまです。ただ、時間とお金を費やしてきた当事者にとって、決心をつけることは容易ではありませ