# ワイン産業
ワイン 同質化脱却へプレミア化で魅力磨く メルシャン、チリ生産者との協働に力
「ワインのプレミアマイズによる市場魅力化、新規ユーザー獲得によるすそ野拡大、そしてグローバル市場拡大に力を入れる」。3月に就任したメルシャンの大塚正光社長=写真㊧=は13日の会見で、ワイン市場活性化に向けた方針を表明。チリNo.1ワイナリーであるヴィーニャ・コンチャ・イ・トロ社と
ワインづくりに変化の波 「再生型農業」の成功の鍵とは
世界のワイン産業は3000億ドル以上の規模を誇り、消費者に対して絶大な影響力を持ちます。ワイン業界は、サステナビリティに関する成功例を紹介することで、再生可能なブドウ栽培に向け、消費者と生産者に影響を与えることができます。ワインメーカーはすでに、再生可能な農業をさら
ファミリーの夢の結実。繊細で美しきニュージーランドワイン「クラギ―・レンジ」
設立からまだ25年という若いワイナリーながら、世界的高評価を得ているのがニュージーランドの「クラギ―・レンジ 」だ。近年、進化がめざましいニュージーランドワインの中でも頭角を現している。この8月に3代目のダヴィッド・ピーボディ Jr. 氏が来日、心に染み入るようなピュアな味わいの秘密を教えてく
世界のVIPも絶賛! 大阪カタシモワイナリーのめっちゃ陽気な経営術
ここ10数年、日本のワインが、様々な国際コンクールで受賞するのが当たり前になってきた。山梨県や長野県、北海道や山形県が日本のワインやぶどうの主な産地と言われているが、大阪はかつて日本一のぶどう王国であり、西日本最古のワイナリーも存在する。ぶどうやワインを語る際、現在も有数のぶどう
サントリー登美の丘ワイナリー、甲州ワインの個性が生み出される現場
サントリーは8月28日、山梨県甲斐市の「サントリー登美の丘ワイナリー」の取材会を開催し、同ワイナリーでの取り組みを紹介した。 同ワイナリーの歴史は古く、1909年に登美農園として開拓が始まり、その後、1936年にサントリーに受け継がれ、同社を代表するワイナリーとなっている。総面
フランス人もワイン離れ?産地ボルドーに影響、不可逆的なブドウの木引き抜き計画も
なだらかな丘陵地にブドウ畑が広がるフランス南西部のボルドー。ワインづくりはローマ時代から始まったとされ、豊かで深い味わいは「ワインの女王」とも称される。だが今、その世界屈指の産地も大きな変革を迫られている。「1960年、フランス人1人当たりの年間のワイン消費量は120リットル超。
斎藤知事の「おねだり」否定 特産ワイン、PRのため提供 兵庫県上郡町長
兵庫県上郡町の梅田修作町長は19日、記者会見し、同県の斎藤元彦知事が町の特産ワインを要求したとされる音声データについて「おねだりされたわけではない」と否定した。 斎藤氏の発言後、実際にワインを贈ったことを認めたが、「以前からPRとして(提供しようと)考えていた」と強調した。
恐るべき「偽造ワイン」の世界。ヤフオクの多くは偽物、被害総額120億円の偽造犯も
世界的な需要や円安によりブルゴーニュをはじめファインワインがますます高騰するなか、近年、問題となっているのが偽造ワインだ。ヤフオク!など二次市場には偽物が氾濫し、偽ワインの元となりうる空き瓶まで高値で売られているありさまだ。ネット市場だけでなく、都内の高級デパートの店頭で売られていたDRC(ド
ドメーヌ・タカヒコに聞いた、余市の自然派ワインが世界から注目される理由とは?
いま北海道、それも余市の自然派ワインが熱い......。都内のワインショップでは余市のワインの抽選販売の告知が出るや人が殺到。飲食店では品薄であるにも関わらず、空のボトルを誇らしく店頭に飾り、それを取り扱える幸福を道行く人にアピールしている。この勢いを牽引するのが「ドメーヌ・タカ