【競泳】渡部香生子が現役引退「後悔ないのが本音」15歳でロンドン五輪、15年世界選手権で金

AI要約

競泳で15年世界選手権女子200メートル平泳ぎ金メダリストの渡部香生子(27=MEIGI)が現役引退を表明。

競技者としての後悔はなく、水泳を離れる決断をした渡部がいくつかの大会で活躍した経歴を振り返る。

今後は水泳への恩返しを考えると共に、第2のステージに向けて成長していく意欲を示している。

【競泳】渡部香生子が現役引退「後悔ないのが本音」15歳でロンドン五輪、15年世界選手権で金

 競泳で15年世界選手権女子200メートル平泳ぎ金メダリストの渡部香生子(27=MEIGI)が1日、現役引退を表明した。

 自身のインスタグラムを更新し「水泳を始めて23年。物心のついた時から生活の中心であった水泳を離れることに寂しさもありますが、競技者としては後悔がないのが本音です」と思いをつづった。

 全競技を通じて最年少15歳だった12年ロンドン大会を皮切りに、五輪は3大会連続で出場。24年3月のパリ五輪代表選考会でも200メートル平泳ぎ決勝で2位に入ったが、派遣標準記録に届かず、4大会連続の大舞台を逃して涙を流していた。

 今後については「少しずつ考えているところですが、お世話になった水泳に恩返しができるような活動もしていきたいと思っています」と記した。最後は「第2のステージでも成長し続けることを目標に、何事も楽しみながら頑張っていきたいと思います」と決意を示した。