ヌートバーが無念のIL入り 4戦連続安打で復調の兆しも左脇腹痛めて離脱

AI要約

ラーズ・ヌートバー外野手が左脇腹の負傷で10日間の負傷者リスト入り。

ヌートバーは続けざまに太もも裏と左脇腹の怪我に悩まされたが、復調する兆しが見えていた。

昨年はWBCで日本を世界一に導いた活躍を見せ、復帰後もキャリアハイの成績を残していた。

ヌートバーが無念のIL入り 4戦連続安打で復調の兆しも左脇腹痛めて離脱

 カージナルスは31日(日本時間6月1日)、ラーズ・ヌートバー外野手(26)を脇腹痛のため10日間の負傷者リスト(IL)に入れたことを発表した。30日(同31日)に遡って適用される。

 ヌートバーは、29日(同30日)、敵地・レッズ戦に「2番・右翼」でスタメン出場し、4打数2安打だったが、左脇腹を痛めた模様で8回の守備から交代。30日(同31日)にもMRI(磁気共鳴画像)検査を受けることになっていた。第4打席に遊撃内野安打で一塁に駆け込んだ際に左脇腹を痛めた。26、27日には太もも裏を痛め2試合欠場し、復帰したばかりだった。

 キャンプ中にろっ骨を骨折し、開幕をILで迎えたヌートバー。初めて出場した4月12日(同13日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦でいきなり本塁打を放ち、復帰戦を飾ったが、その後はなかなか調子が上がらずに苦しんだ。4月終了時点での打率は1割8分。1試合に複数安打を放ったのは26試合目の出場だった5月11日(同12日)が初めてで、5月中旬頃にようやく打率が2割を超えた。22日(同23日)以降は出場した全4試合で安打を放ち、2試合が複数安打。復調の兆しが見えたところでアクシデントに見舞われ、無念の離脱となった。

 昨年は開幕前に侍ジャパンの一員としてWBCに出場。1番打者として日本の世界一に大きく貢献した。開幕後も117試合出場、111安打、14本塁打、46打点、打率2割6分1厘、11盗塁など多くの部門でキャリアハイの成績を残した。今季はここまで39試合に出場して141打数33安打の打率2割3分4厘、5本塁打、19打点、3盗塁だった。