【広島】新井監督、首位対決に惜敗も「いいところまではいっているので」と前向き 年俸総額で約3倍のソフトバンクの高い壁打破を誓う

AI要約

広島がソフトバンクとの首位対決で惜敗。

新井監督はチームの壁を打破するために取り組む。

広島は巨大戦力に対し小技と機動力で対抗し、新井監督も選手たちのプレーに満足。

【広島】新井監督、首位対決に惜敗も「いいところまではいっているので」と前向き 年俸総額で約3倍のソフトバンクの高い壁打破を誓う

◇31日 ソフトバンク2―1広島(みずほペイペイドーム)

 広島がソフトバンクとのセ、パ首位対決に惜敗した。

 6~8回は毎回勝ち越しのチャンスをつくりながら無得点。新井貴浩監督(47)は「いいところまではいっているので。あとは自分が考えたい」と壁の打破を自らに課した。

 巨大戦力相手に小技と機動力で対抗した。9番・指名打者の羽月が打席では四球、安打、犠打、走塁では強肩の甲斐と勝負して二盗を決めるなど持ち味を出した。新井監督も「羽月は内野安打もあるし、塁に出てくれたら走塁と打撃の両面でプレッシャーをかけられる。期待通りのプレーをしてくれたと思う」と納得の働きだった。

 出場選手の推定年俸総額は広島の11億4250万円に対し、相手は3倍近い30億6800万円。最後は寄り切られたものの、技と工夫でがっぷり四つに組んだ。