【巨人】高橋礼3回5失点KOから残り6イニングを完璧継投! 井上温大2年ぶりプロ2勝目

AI要約

巨人が大逆転勝利し、井上温大投手が2年ぶりのプロ2勝目を挙げる

井上温大投手が4回パーフェクト投球を見せる

リリーフ陣が連勝を支え、ソフトバンクを逃げ切る

【巨人】高橋礼3回5失点KOから残り6イニングを完璧継投! 井上温大2年ぶりプロ2勝目

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人6―5ソフトバンク(30日・東京ドーム)

 巨人が0-5の3回に一挙6得点の大逆転から、4~9回の6イニングを完璧継投。4回パーフェクト投球の2番手・井上温大投手が2年ぶりのプロ2勝目を挙げた。

 先発の高橋礼投手が、古巣ソフトバンクを相手に3回8安打5失点KOの大乱調。しかし、3回裏に新助っ人ヘルナンデスの来日1号3ランに、岡本の逆転10号2ランが飛び出した。東京ドームが大盛り上がりする雰囲気の中、4回に2番手でリリーフした井上温大投手が今季1番の投球を見せた。

 直前のブルペンで内海コーチから「1人1人丁寧にいけよ」ともらったアドバイスを、マウンドで体現した。いきなりソフトバンクの上位打線と対戦となったが、3番・柳田と4番・山川をいずれも左飛にねじ伏せ、リズムに乗った。

 「コーチの言葉通り、1人1人丁寧投げた結果です」と序盤から大荒れした試合展開を引き締め直す圧巻の投球。あれよあれよと、4イニング無失点。1人の走者も許さない完璧な投球だった。

 前夜(29日)は延長12回の死闘。1ー0でサヨナラ勝利したが、8投手をつぎ込んでいただけに、この日のブルペンの台所事情は苦しかった。そんな中、リリーフ陣を救う大仕事。8回は3連投となった高梨雄平投手が3人でピシャリ。最後、9回をバルドナード投手が3人で抑え、1点差で逃げ切った。

 パ・リーグ首位のソフトバンクを相手に、交流戦最初のカードで勝ち越し発進。この日は打線が爆発したが、連勝を支えたのは、間違いなくリリーフ陣だった。