【西武】渡辺代行勝ち越しスタート 課題の打線がソツなく10安打3得点

AI要約

西武は30日の中日戦で3-0と勝利し、渡辺久信監督代行のもとで2カード連続の勝ち越しを達成しました。

打線はソツなくチャンスを生かし、岸潤一郎外野手の活躍や3連打による得点などで攻撃力を発揮しました。

勝利を収めた選手たちはそれぞれのプレーに喜びを表し、チーム全体の連携が勝利につながったことを力強く感じています。

【西武】渡辺代行勝ち越しスタート 課題の打線がソツなく10安打3得点

 西武は30日の中日戦(バンテリン)に3―0と勝利し2カード連続勝ち越し。渡辺久信監督代行(58)になって最初の3連戦を2勝1敗と勝ち越し反転攻勢へ上々のスタート。借金は14に減った。

 課題の打線はソツなくチャンスをものにした。

 初回、中日先発・柳から2安打1四球で一死満塁のチャンスを作ると、この日5番に入った岸潤一郎外野手(27)が6―4―3の併殺を一塁ヘッドスライディングで阻止し、三走・滝沢が先制のホームを踏んだ。

 6回にはこの日のクリーンアップ、外崎、蛭間、岸の3連打で2点目を奪い柳をマウンドから引きずり降ろした。

 さらに一軍に再昇格してから3試合ヒットのなかったコルデロにも左犠飛が飛び出し確実に3点目を奪った。

 岸は「打ったのはカットボールです。みんなでつないだチャンス、食らいつくことができました」と声を弾ませ、コルデロは「打ったのは真っすぐ。ストレートをしっかりとはじき返すイメージで打席に入ったよ。追加点につながる仕事ができてうれしいね!」と4月5日、日本ハム戦(エスコン)以来の打点を喜んでいた。

 前日29日、虎の子の1点を守り抜き1―0で勝利した渡辺代行が「明日勝たないと意味がない」としていたこの日の勝利。10安打3得点とキッチリ勝ち越しという形にして本拠地に帰ることになった。