【バスケ】ファジーカス「12年間は特別だった」引退試合で勇姿披露 背番号22は永久欠番に

AI要約

バスケットボール男子ニック・ファジーカス引退試合「NICK THE LAST GAME」が川崎市とどろきアリーナで開催され、ファンの前で感動のラストプレーが展開された。

日本代表として活躍したファジーカスは、B1川崎ブレイブサンダースの選手らと共にプレーし、32得点を挙げた。その後も積極的にプレーし、40分間フル出場で存在感を示した。

試合終了後、ファジーカスの背番号22が永久欠番となることが発表され、渡辺雄太もサプライズ登場。感動のセレモニーが繰り広げられた。

【バスケ】ファジーカス「12年間は特別だった」引退試合で勇姿披露 背番号22は永久欠番に

<バスケットボール男子:ニック・ファジーカス引退試合「NICK THE LAST GAME」チーム・ホワイト105-104チーム・レッド>◇30日◇川崎市とどろきアリーナ

 日本代表として活躍したB1川崎ブレイブサンダースのニック・ファジーカス(38)が、満員のファンの前で最後の勇姿を披露した。

 Bリーグや日本代表などでともに戦った選手らと共演。前半はチーム・レッドの一員としてコーチに立ち、32得点をマーク。後半はもう一方のチーム・ホワイトでプレーしてさらに得点を重ねた。

 40分間コートに立ち続け、存在感を発揮。「今日は1、2年目以来のフル出場明日、歩けるかどうか不安だけれど、すごく楽しかった」と充実した表情。「ファンがいたからこそ、僕の12年間は特別だった。本当にありがとう」と感謝した。

 セレモニーの最後には、北卓也ゼネラルマネジャーから、ファジーカスの背番号22を永久欠番とすることが発表された。永久欠番はクラブ4人目。

 出場予定として告知されていなかった渡辺雄太もサプライズ登場。2人は前半は同じチームで息の合ったプレーを見せ、相手チームとなった後半はマッチアップするなど笑顔で火花を散らした。【奥岡幹浩】