「一丸となってやれている」巨人・泉圭輔 感情あらわに初ホールドつかむ 「ゼロで抑えるのが一番」

AI要約

巨人の泉圭輔投手が延長10回でソフトバンク打線を封じ、勝利に貢献。

15試合無失点の好調な投球を続ける泉投手は自己評価を抑え、チーム全体の一体感に注目。

チーフコーチも泉投手の自信溢れる投球を評価し、ブルペンでの存在感を高めていると述べる。

「一丸となってやれている」巨人・泉圭輔 感情あらわに初ホールドつかむ 「ゼロで抑えるのが一番」

◇プロ野球セ・パ交流戦 巨人1x-0ソフトバンク(29日、東京ドーム)

延長10回のマウンドに上がった巨人の泉圭輔投手。前日の試合で古巣相手に負けている場面で投げましたが、この日は0-0の場面での登板でした。

先頭打者は同学年の栗原陵矢選手。カウント2-2からの6球目をライト前に運ばれますが、その後はきっちり抑え込みます。2アウトで打席に入った三森大貴選手をファーストゴロに打ち取ったあとは珍しく感情をあらわにし、雄たけびを上げた泉投手。そのことについて指摘すると照れたように笑いました。

「先発、中継ぎ含め、一丸となってやれているのは感じるので、そういうのが気持ちが出ている要因かなと思います」

これで15試合無失点と好投を続ける泉投手ですが、そこはあまり気にしていないそう。「きょうはホールドシチュエーションでゼロで抑えるのが一番大切だと思いました。投球内容云々よりはとにかくゼロで(ベンチに)返れたらOKと思って投げました」

「自信を持って投げていると思う。夏にみんなが疲れてきたときに勝ちパターンになれるくらいの結果は出している」と杉内俊哉投手チーフコーチが語っていた通り、日に日に巨人ブルペンでの存在感を増しています。