日独ハーフGK長田澪、来季は予定通りブレーメンの2番手GKに。クラブ幹部「彼を手放すことを望まない」

AI要約

ブレーメンはバルセロナからの興味が伝えられる20歳・日独ハーフGK長田澪を予定通りに来季から控えGKとしてトップチームに迎えるようだ。

長田はオランダで経験を積み、フォーレンダムで活躍し、バルセロナの興味も報道されているが、ブレーメンは彼を手放さない意向。

長田は日本代表としてもプレー経験があり、A代表の選択に難しい決断を迫られている。

日独ハーフGK長田澪、来季は予定通りブレーメンの2番手GKに。クラブ幹部「彼を手放すことを望まない」

ブレーメンはバルセロナからの興味が伝えられる20歳・日独ハーフGK長田澪を予定通りに来季から控えGKとしてトップチームに迎えるようだ。クラブのプロ部門を率いるクレーメンス・フリッツ氏が強調した。

クラブでの登録名は“ミオ・バックハウス”の長田は、昨夏に1シーズンの期限付きでエールディビジのフォーレンダムに送り出され、正守護神としてほとんどの公式戦に出場。チームを降格から救うことはできなかったものの、個人としては先月にはリーグの月間最優秀GKに選ばれるなど、評価を高めるシーズンを過ごした。

そんな長田に対して、ドイツ『スカイ』は先日、バルセロナがスカウトを派遣し、興味を示していると報道。しかし、ブレーメンはオランダで経験を積んだ若手を来季から今季途中から正守護神の座を手にしたGKミヒャエル・ツェッテラーのバックアップとしてスカッドに迎える考えは変わらず。フリッツ氏もクラブ専門メディア『ダイヒシュトゥーベ』で他クラブからの打診を否定した上で、「彼を手放すことを望まない」と強調している。

なお、ドイツ人の父と日本人の母を持つ長田はU-15日本代表でプレーした後、現在のU-20まで各年代のドイツ代表に選出されている。一方で本人は今年1月の『キッカー』でのインタビューで、どのA代表を選ぶかについて「もちろん意識しているし、日本からの関心をうれしく思います。A代表の監督(森保一監督)がブレーメンに訪れたり、U-23代表の監督(大岩剛)がここオランダに訪れるのは当然なことではないです」と語り、「すぐに下せない難しい決断です。色々考えさせられています」と明かしていた。