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中上貴晶「ホンダ勢トップの目標を達成」次戦イタリアGPでは新型エアロ投入予定/MotoGP第6戦カタルーニャGP
中上貴晶はカタルーニャGPで14位入賞し、2ポイントを獲得。リヤのグリップ不足に苦しみつつも、オープニングラップで順位を上げ、ホンダ勢トップでゴールした。
次週のイタリアGPでは新しいエアロパーツを投入する予定。今季4回目のポイント獲得に成功し、「ポイント獲得を果たせてよかった」とコメントした。
中上はジョアン・ミルとのバトルを制し、ポイント獲得を実現。テストを通じて新しいパーツを試すことで、次戦に向けて期待を寄せている。
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5月26日、2024年MotoGP第6戦カタルーニャGP MotoGPクラスの決勝レースがスペインのカタロニア・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は14位で2ポイントを獲得した。
カタルーニャGPの週末でもリヤのグリップ不足に苦戦した中上は、ロングラン中心のセットアップに集中してレースに挑んでいた。スプリントではヤマハ勢に勝てなかった中上だが、決勝ではオープニングラップに17番手まで上げる。
その後、アレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)の前を走るが、7周目には抜かれてしまった。しかし、同じホンダRC213Vに乗るジョアン・ミル(レプソル・ホンダ・チーム)の攻撃をかわして24周を走り切り、スプリント同様にホンダ勢ではベストの順位となる14位に入った。
その結果、目標としていた3戦連続、今季4回目のポイントを獲得している。次週の第7戦イタリアGPでは大会の前には舞台となるムジェロ・サーキットでテストを実施。このテストで試す新しいエアロパーツを投入する予定になっている。
■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(決勝:14位)
「今大会はホンダ勢トップでゴールすることが目標だったので、まずはその目標を達成できました。レースではジョアン・ミル選手とし烈なバトルになりましたが15位でチェッカーを受け、その後、14位にポジションが上がりました。長く厳しいレースでしたが、ポイント獲得を果たせてよかったです。次戦イタリアGPは今大会の前にテストをし、エアロパーツなどがアップデートされる予定なので楽しみにしています」
[オートスポーツweb 2024年05月27日]