【ダービー連載】正直なめてました… でも、これがダービーか!

AI要約

栗東トレセンで聞いた"ダービーはすごい"という言葉の意味が理解できた。開場から観客は多く、熱気が溢れていた。初めてのダービー体験で緊張感が半端ない状態でレースを追うことになり、臨場感がテレビ観戦とは比べ物にならなかった。

レースではダノンデサイルが勝利し、安田翔師に取材していたのに無印で申し訳なく感じた。安田翔師は勝利後の馬車に普通の馬よりも怖さを感じたと話しており、ダービーの雰囲気を肌で感じた初めての体験であった。

ダービーの経験を糧に、これからも頑張っていきたいという意気込みで記事は締めくくられた。初めてのダービー出張で感じた緊張感や興奮は、今後の記事制作に活かされるかもしれない。

<ことは日記(8完)>

 <ダービー>◇26日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳牡牝◇出走17頭◇1着賞金3億円

 正直、なめてました。栗東トレセンで何回も聞いた「ダービーはすごい」という言葉。想像以上でした。開場直後から観客は多かったものの、8Rにはもうスタンドがぎゅうぎゅう。2勝クラスなのに、他のG1に匹敵するくらいの声援でした。ダービー初心者への洗礼? ビリビリと鼓膜に響く大歓声に一気にのみ込まれました。

 レースに出るわけでもないのに緊張でいっぱいで、ダービーが始まるのが逆に怖く感じるくらいでした。バクバクする心臓の鼓動で双眼鏡をのぞく手が揺れるほど。こんなレースに臨む騎手、調教師、スタッフの気持ちを考えると…。これがダービーか。テレビ越しでは絶対に味わえない感覚がありました。

 レースはダノンデサイルが勝利。安田翔師を取材していたのに無印…。申し訳ないです。ジャスティンミラノ◎、シンエンペラー○だったので、3連複のチャンスはあったな、とか思ったり(負け犬の遠ぼえ)。ちなみに、安田翔師によると、勝利後の馬車は「普通の馬に乗るより怖かった」そうです。初めてのダービー出張。この経験を糧に、これからも頑張っていきたいと思います。1週間、ありがとうございました!【下村琴葉】(おわり)