【高校野球】智弁和歌山、2年生右腕・渡辺遙斗が8回4安打無失点の好投「下級生という意識はない」

AI要約

智弁和歌山が春季近畿大会で滋賀学園を4-0で破り、22年ぶりの1勝を挙げた。

2年生右腕の渡辺颯人が8回を4安打無失点の好投を見せ、高いスタミナと多彩な変化球で相手打線を封じた。

次戦はプロ注目選手を擁する須磨翔風との準決勝が控えている。

【高校野球】智弁和歌山、2年生右腕・渡辺遙斗が8回4安打無失点の好投「下級生という意識はない」

◆春季近畿大会 ▽1回戦 智弁和歌山4―0滋賀学園(26日・明石トーカロ)

 智弁和歌山の背番号1番を背負う2年生右腕、渡辺颯人が8回4安打無失点と好投。チームを22年以来の春季近畿大会1勝へ導いた。

 「(手先は)器用な方だと思います」とMAX143キロの直球にスライダー、ツーシームなど5種類の変化球をコースに投げ分け相手打線に的を絞らせない投球。球威も衰えることなく8回を投げきり「スタミナも全然余裕でした」と笑顔で自身の投球を振り返った。

 「下級生という意識はないです」。1年春からベンチに入り、主軸としてチームを引っ張る渡辺。「いち選手として一戦一戦勝ちにこだわる」と勝利への執念をにじませた。

 次戦は6月2日、プロ注目・槙野遥斗投手擁する須磨翔風(兵庫2位)との準決勝に臨む。