都市対抗九州2次予選が開幕 那覇市長が始球式「23点くらい」

AI要約

第95回都市対抗野球大会九州地区2次予選が知念覚・那覇市長が始球式を務める形で開幕した。

知念市長がオーバースローで投球し、苦笑いしながら23点程度の内容だった。

九州2次予選は12チームが本大会の2枠を懸けて競う中、知念市長は社会人野球の活力と日本中への影響を期待している。

都市対抗九州2次予選が開幕 那覇市長が始球式「23点くらい」

 第95回都市対抗野球大会九州地区2次予選(日本野球連盟九州地区連盟、毎日新聞社主催)が25日、沖縄県で開幕し、知念覚・那覇市長(60)が沖縄セルラースタジアム那覇(那覇市)で始球式を務めた。

 右腕の知念市長はセットポジションからオーバースローで投球。ストライクゾーンを大きく外したが、ワンバウンドで捕手のミットに収めた。少年野球で遊撃手としてプレーした経験があり、始球式前にもキャッチボールをして入念に肩をつくってマウンドに上がったが、この日の投球内容は「(100点満点で)23点くらい」と苦笑いした。

 九州2次予選は、各地の1次予選を突破したチームと、前年本大会出場のHonda熊本(熊本県大津町)、西部ガス(福岡市)の計12チームが、7月に東京ドームで開かれる本大会出場の2枠をかけて対戦する。知念市長は「社会人野球は世相を反映している。コロナ(新型コロナウイルス禍)の時は各チームの活動が心配になったけれど、こうして元気にプレーできるようになってうれしい。野球の力で日本中に活力を与えてほしい」とエールを送った。【比嘉洋】