「はっきり言いました」連覇を逃したルヴァン・カップ J1アビスパ福岡の長谷部監督が伝えた「心のつながり」の意図

AI要約

J1アビスパ福岡は23日、アウェー新潟戦に向けた練習を公開。前日にルヴァン・カップで敗戦し、長谷部監督が選手に目標達成を促す。

長谷部監督は、クラブ初タイトルを手にしたルヴァン・カップでの敗戦に悔しみを示し、チームの一体感の重要性を強調。

チームの雰囲気は良いが、プレー面での改善が必要であり、良いつながりを持つことが勝利につながると述べた。

「はっきり言いました」連覇を逃したルヴァン・カップ J1アビスパ福岡の長谷部監督が伝えた「心のつながり」の意図

 J1アビスパ福岡は23日、アウェー新潟戦(25日、デンカビッグスワンスタジアム)に向けた練習を公開した。前日の22日は連覇が懸かったルヴァン・カップ3回戦で柏に敗戦。長谷部監督はグラウンドで選手に訓示した。「残った二つの大会(リーグ戦、天皇杯)で目標を達成できるように。(天皇杯の目標の)ベスト4以上でも、一番いいところを目指したいし(リーグ戦の目標の)6位以上でも、今6位以上にいないから、まず6位以上に入っていくことが大事」と話したことを明かした。

 前年にクラブ初タイトルを手にしたルヴァン・カップで3回戦で敗れたことについて「目標がどんどん変わってきているるので、目標としているのはベスト4以上で同じですけど、前年優勝してるっていうとこでいうと、ここでは負けられないっていうのは、もう当たり前のことでした」と悔しさをあらわにした。

 長谷部監督は前日の敗戦後の会見で「心がつながっていないような素振りがそこかしこに見える」と試合後に振り返った。そのコメントについて「自分たちは何でも好き放題、好き勝手にやって勝てるチームじゃない、ということをはっきり言いました。私自身もそう。みんなもそうだし、要はスター軍団ではない。やることをやって、いいつながりを持って戦えば初めて、そこで勝負のテーブルに乗る」と改めて強調した。

 チームの雰囲気は「いいんですよ」と話した指揮官が強調したのはプレー面に「つながり」。「今まで以上にやっぱり良くなっていかないと、結果は得られないよって話をしています」と強調した。(向吉三郎)