サインツ、メルセデスF1入りの可能性大？ウィリアムズ、“忍耐の限界”で“別のドライバー”起用か？
ウィリアムズのオプションが限界に達し、2024年にローガン・サージェントを解雇する可能性が高まっている。
カルロス・サインツは2025年以降のキャリアの選択肢を模索中であり、ウィリアムズ、サウバー・アウディ、そしてアルピーヌのシートが候補として挙がっている。
メルセデスはサインツとの可能性を再び開き、競争力を持つチームであるため、彼がルイス・ハミルトンの後継者として選ばれる可能性もある。
カルロス・サインツ（フェラーリ）がメルセデスのルイス・ハミルトンの後継者となる可能性が高まっている。
■サインツを待てないウィリアムズのオプションは？
まず、ウィリアムズがローガン・サージェントを2024年シーズン内に解雇するのはほぼ確実のようだ。現ドライバーのアレックス・アルボンは「速い人が隣に来てほしい。自分に何かを教えてくれて、チームをさらに良くしてくれる人が欲しいんだ」と述べた。
サインツは2025年以降のキャリアについて新しい契約をまだ結んでいない。サウバー・アウディのオファーを拒否したとの報道があり、ウィリアムズのシートの最有力候補だったが、ウィリアムズのジェームス・ボウルズ代表の忍耐を試しすぎた可能性があり、2025年にバルテリ・ボッタスがウィリアムズに戻る可能性が高まっている。
ボッタスは「自分の優先事項は明確で、どこで走りたいかは分かっているが、今はまだ言えない」と述べた。
■メルセデスはサインツが有力か？
ドライバーマーケットの多くの選手と同様、彼らは皆、「シリーシーズン」の最有力候補であるサインツの選択を待っている。しかし、メルセデスのトト・ヴォルフ代表はサインツにメルセデスのシートの可能性を再度開いた。
しかし、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、サインツがメルセデスのシートに賭けるのはリスクがあると考えている。
「状況はサインツにとってますます複雑になっている。彼はウィリアムズに行くと思われていたが、今はそうではないようだね。アルピーヌのドアも開いているが、彼はまだメルセデスのチャンスを見ている」と述べた。
ジャーナリストのダニエレ・スパリスキは「マックス（フェルスタッペン）が来年もレッドブルにとどまる可能性が高く、ヴォルフはサインツに対してドアを再び開けた。メルセデスは競争力を持つチームであり、非常に若いキミ・アントネッリに“ヤケド”させるかもしれない」と『Corriere della Sera（コリエレ・デラ・セラ）』に書いた。
シューマッハは「2025年にはサインツがジョージ・ラッセルのチームメイトになる可能性が最も高い」と見ているようだ。
