J2藤枝 DF山原康太郎「チャレンジャー精神で臨む」…25日ホームで今季J2昇格の鹿児島戦

AI要約

藤枝MYFCは鹿児島戦に向けて練習を行い、チャレンジャー精神で臨むことを決意する。

山原康太郎選手が警戒する鹿児島は現在3連敗中であり、J3から昇格してきたチームであるため油断はできないと語る。

山原康太郎選手は最終ラインの中央でのプレーに意欲を持ち、成長を続けている。また、新たに練習参加中の閑田隼人選手も存在感を示し、期待が寄せられている。

J2藤枝 DF山原康太郎「チャレンジャー精神で臨む」…25日ホームで今季J2昇格の鹿児島戦

 25日にホームで鹿児島戦を控えるJ2藤枝MYFCは22日、焼津市内で練習。「チャレンジャー精神で臨む」とDF山原康太郎(23)が気を引き締めた。

 鹿児島は11日の清水戦で0―4と大敗するなど、現在3連敗中の18位。だが藤枝イレブンに油断はない。「J3から今季昇格してきたチーム。去年の自分たちも同じ立場だった。気持ちは分かる。下克上精神で向かってくるはず」と山原は警戒した。

 自身は波に乗っている。前橋育英高―東京国際大を経て入団2年目。昨年は3バックの左が多かったが、今季は頬骨骨折で離脱したDF川島に代わり、3日の群馬戦から最終ラインの中央で先発中だ。「一番やりたかったポジション」と意欲を持って取り組んでおり、須藤大輔監督(47)も「成長著しい。いいムードをつくってくれている」と褒める。

 前節(19日)の山口戦では、0―1で迎えた後半18分のセットプレーで今季初ゴールも挙げた。「自信があるところ。やっと結果が出せた」と目を細めた。この日もMF西矢らのCKにヘディングを合わせる練習を居残りで行った。

 山口に1―2で敗れて連勝は4で止まったが、「切り替えはできています」。鹿児島を倒し、再び勢いをつける。(里見 祐司)

  〇…来季の加入が内定している大阪学院大FW閑田隼人(4年)が、21日から練習参加中。身長178センチと高さがあり、ミニゲームでゴールを奪うなど、存在感を見せている。須藤監督も「潜在能力が高い。ゴール前の匂いを感じられる選手」とセンスを評価。リーグの特別指定選手に認定されており、25日の鹿児島戦でベンチ入りする可能性もある。期待のストライカーは「難しい練習を経験して、自分の成長を感じています。試合に出て得点にからみたい」と意欲を見せた。