フィリーズ 左腕スアレスが無傷の開幕9連勝 2度MVPのハーパーも「信じられないよ」と称える

AI要約

28歳左腕のフィリーズ投手、ランヘル・スアレスがレンジャーズを相手に7回を投げ10奪三振の好投で無傷の9連勝を達成。

今季9勝で両リーグトップのスアレスは防御率1.36を記録し、チームも地区首位で勝率はリーグ唯一の7割超え。

スアレスのチェンジアップが武器であり、監督やチームメイトからも素晴らしいピッチングを称賛されている。

フィリーズ 左腕スアレスが無傷の開幕9連勝 2度MVPのハーパーも「信じられないよ」と称える

 ◇インターリーグ フィリーズ5―2レンジャーズ(2024年5月21日 フィラデルフィア)

 28歳左腕の勢いが止まらない。

 レンジャーズ戦に先発したフィリーズのランヘル・スアレス投手が7回を5安打1失点で10奪三振の快投。開幕から無傷の9連勝を飾った。

 今季9勝はもちろん両リーグトップ。防御率1・36は今永(カブス)の0・84に次ぐ2位に付けている。

 地区首位のチームも4連勝。勝率・714(35勝14敗)は全30球団で唯一の7割超えで、スアレスもその快進撃を支える一人だ。

 ベネズエラ出身の左腕。22年のシーズン10勝が自己最多で、昨季は4勝に終わった。

 今永同様にチェンジアップが大きな武器。大リーグ公式サイトは「自分はできる限り最高の仕事をしようとしているだけ。チームが勝利をつかめるよう、試合が接戦になるように努める。それが一番重要だ」とのコメントを伝えた。

 ロブ・トムソン監督は「彼は歴史的な快進撃、素晴らしいピッチングを続けている」が称えれば、MVP2度のブライス・ハーパーも「信じられないよ。彼は試合に勝つために何が必要か、ピッチングの仕方を知っているんだ」と驚きとともに称賛した。