【ボートレース】日高逸子が女子2人目の通算2500勝「本当にうれしい」62歳のグレートマザー歓喜

AI要約

日高逸子はボートレース鳴門の第5Rでイン逃げを決めて通算2500勝を達成した。

2005年の女子王座を獲得するなど、実績豊富な日高は39年かけて2500の白星を積み上げた。

勝利に喜ぶ日高は調整と整備でステップアップし、さらなる勝利に向けて構えている。

【ボートレース】日高逸子が女子2人目の通算2500勝「本当にうれしい」62歳のグレートマザー歓喜

 

 日高逸子(56期・福岡支部)が5月22日、ボートレース鳴門の第5Rでイン逃げを決めて通算2500勝を達成した。歴代44人目で女子レーサーとしては山川美由紀に続いて2人目。

 2005年の女子王座(大村=現在のプレミアムG1レディースチャンピオン)などG1優勝2回の実績を誇る日高は1961年10月7日生まれの62歳で初出走は85年5月の芦屋。2500の白星を39年をかけて積み上げた。

 シリーズ初日5R、1号艇の日高は枠なりのインからコンマ16の3番手スタート。トップスタートのカド4コース西岡成実の外まいを浴びかけながらも気合の1M先取りで決着をつけた。

 グレートマザーの異名を取る女子ボート界の大選手は大きな節目の勝利に「(初日の)前半レースですぐに決めることができて本当にうれしいです」と笑顔をみせた。

 前検は手応えの悪さに険しい表情だった機力も「ギア交換をして、ペラ調整もしていったら、上向いてきた。行き足が良くなりました」と調整、整備でステップアップ。デビューから40年目に入る2日目からも白星を量産する構えだ。