フリック氏、バルサ指揮官就任を強く希望? 現地紙「すでにチェルシーに“ノー”を突きつけている」
ハンジ・フリック氏がバルセロナの指揮官就任を希望しており、複数のクラブが興味を示している中、チェルシーにはすでに断りを出している。バルセロナとの交渉が進行中。
シャビ・エルナンデス監督の解任可能性が浮上中で、後任候補にはフリック氏やラファエル・マルケス監督の名前が挙がっている。
フリック氏はバルセロナを優先し、他クラブのオファーを待つ姿勢。来季の指揮官はバルセロナの動向次第。
かつてバイエルンなどを率いたハンジ・フリック氏が、バルセロナの指揮官就任を強く希望しているようだ。22日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
2023年9月にドイツ代表監督を解任されて以降、フリーの状況が続いているフリック氏。2019年11月から約1年半指揮を執ったバイエルンなどが同氏の招へいを画策中と報じられるなか、チェルシーなどプレミアリーグに所属する複数のクラブも、フリック氏に対して関心を寄せているという。
しかし、同紙は「フリックはすでにチェルシーに“ノー”を突きつけている」と主張。21日には、チェルシーがクラブを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督との契約解除を発表したものの、フリック氏はバルセロナの指揮官就任を優先事項としており、同クラブの動向が確定するまでは、他クラブのオファーを承諾するつもりがないと指摘した。
一方、バルセロナ側は退任を撤回したことで来季もクラブを率いることになったシャビ・エルナンデス監督を解任する可能性が浮上中。後任候補には、フリック氏以外にバルセロナ・アトレティク(Bチーム)を率いるラファエル・マルケス監督の名前が挙げられている。