EUROに臨むイングランド代表発表、ラシュフォードが落選

AI要約

マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラシュフォードが欧州選手権の予備登録メンバーに選外となったことや、他の選手たちの状況について報告された。

クリスタルパレスのアダム・ウォートンやエバートンのジャード・ブランスバイテなど、新しく代表入りした選手もいる一方で、ラシュフォードやラヒーム・スターリング、カルヴィン・フィリップスが落選した。

イングランドは優勝候補として注目されており、グループCでセルビア、デンマーク、スロベニアと対戦することになっている。

EUROに臨むイングランド代表発表、ラシュフォードが落選

【AFP=時事】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)に向けたイングランド代表の予備登録メンバー33人が21日に発表され、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)は選外となり、不振のシーズンの代償を支払うことになった。

 ドイツでの大会開幕前に26人にまで絞り込まれる暫定メンバーからは、元リバプール(Liverpool FC)のジョーダン・ヘンダーソン(Jordan Henderson)やチェルシー(Chelsea)のリース・ジェームズ(Reece James)も漏れている。

 クリスタルパレス(Crystal Palace)でシーズン終盤に見事なプレーぶりを見せたアダム・ウォートン(Adam Wharton)は初の代表入り。また、ギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督としては守備陣のオプションが不足している中で、エバートン(Everton)のジャード・ブランスバイテ(Jarrad Branthwaite)、リバプールのジャレル・クアンサ(Jarell Quansah)とカーティス・ジョーンズ(Curtis Jones)も初召集された。

 一方で前線はタレントが豊富なこともあり、ラシュフォードは主要国際大会で初めて代表落ちとなった。今季はユナイテッドでの公式戦42試合で8得点にとどまっており、最近けがから復帰したばかりとなっていた。

 またサウスゲート政権下では主要大会のメンバー入りを果たしていたラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)やカルヴィン・フィリップス(Kalvin Phillips)も落選となっている。

 優勝候補の一角として、58年ぶりの主要大会制覇を目指すイングランドは、グループCでセルビア、デンマーク、スロベニアと対戦する。

 欧州選手権に向けたイングランド代表の予備登録メンバーは以下の通り。

■ゴールキーパー(GK)

ジョーダン・ピックフォード(Jordan Pickford)、アーロン・ラムズデール(Aaron Ramsdale)、ディーン・ヘンダーソン(Dean Henderson)、ジェームズ・トラフォード(James Trafford)

■ディフェンダー(DF)

カイル・ウォーカー(Kyle Walker)、ジョン・ストーンズ(John Stones)、ルーク・ショー(Luke Shaw)、ハリー・マグワイア(Harry Maguire)、ジャード・ブランスバイテ、ジャレル・クアンサ、ジョー・ゴメス(Joe Gomez)、マーク・グエヒ(Marc Guehi)、キーラン・トリッピアー(Kieran Trippier)、エズリ・コンサ(Ezri Konsa)、ルイス・ダンク(Lewis Dunk)

■ミッドフィールダー(MF)

デクラン・ライス(Declan Rice)、コビー・メイヌー(Kobbie Mainoo)、アダム・ウォートン、コナー・ギャラガー(Conor Gallagher)、トレント・アレクサンダー・アーノルド(Trent Alexander-Arnold)、カーティス・ジョーンズ

■フォワード(FW)

ハリー・ケイン(Harry Kane)、オリー・ワトキンス(Ollie Watkins)、アイバン・トニー(Ivan Toney)、ジャロッド・ボーウェン(Jarrod Bowen)、ブカヨ・サカ(Bukayo Saka)、アンソニー・ゴードン(Anthony Gordon)、コール・パーマー(Cole Palmer)、ジェームズ・マディソン(James Maddison)、ジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)、フィル・フォーデン(Phil Foden)、ジャック・グリーリッシュ(Jack Grealish)、エベレチ・エゼ(Eberechi Eze)

【翻訳編集】 AFPBB News