十両・遠藤が10連勝!「できすぎ。満足してます」11日目は1敗の若隆景戦 優勝争いを左右する大一番に

AI要約

遠藤が大相撲夏場所で10連勝し、幕内復帰を目指していることが話題となっている。

若隆景と遠藤の十両優勝争いが注目され、過去の対戦成績も興味深い。

新十両・阿武剋も1敗と健闘しており、場所の展開が盛り上がっている。

十両・遠藤が10連勝!「できすぎ。満足してます」11日目は1敗の若隆景戦 優勝争いを左右する大一番に

 ◇大相撲夏場所10日目(2024年5月21日 東京・両国国技館)

 東十両3枚目の遠藤(33=追手風部屋)が島津海(28=放駒部屋)を下して10戦全勝とした。

 左を差して前に出てくる島津海に対し、右上手を取って右へ右へ回り込みながら上手投げ。土俵際まで詰まった内容を「イメージ通りではないですよ。しっかり反応して白星につながったことはいいと思います」と冷静に分析した。

 8年間守り続けてきた幕内の地位を失い、十両から再出発。場所前には「勝ち越すとか2桁勝つとか考える余裕なかった」という。1場所での幕内復帰を確実とする10連勝に「できすぎ。満足してます」と素直な感想を述べた。

 全勝の遠藤を追う1敗勢は2人。幕内優勝経験者の若隆景(29=荒汐部屋)は大翔鵬(29=追手風部屋)を上手出し投げで退け、新十両・阿武剋(24=阿武松部屋)は志摩ノ海(34=木瀬部屋)との1敗対決を制した。

 あす11日目は、全勝の遠藤と1敗の若隆景による、十両優勝争いを大きく左右する注目の一番が組まれた。両者は幕内で過去に4度対戦しており、全て若隆景が勝っている。