【ボート】多摩川SG 西山貴浩のパフォーマンスで開会式は大盛り上がり

AI要約

ボートレースオールスター・SGは、今年のSGシリーズ第2戦として開幕。多摩川で開催され、超満員の観客が出場選手を熱烈に応援した。

SG初出場の西橋奈未が謙虚な姿勢で登場し、ファンに感謝の気持ちを示す。宮地元輝や菅章哉など、個性豊かな選手たちも熱い意気込みを語った。

ドリーム組では西山貴浩が風船の中でのパフォーマンスを披露し、会場を沸かせた。笑いと熱い戦いが期待されるオールスターの幕開けとなった。

 「ボートレースオールスター・SG」(21日、多摩川)

 今年のSGシリーズ第2戦となるオールスターが21日に開幕した。レース前には、出場選手全52人による開会式が行われた。徹夜組も出るほどで、開会式が始まる前には超満員。選手紹介ではお目当てのファンに大きな声援を送っていた。

 このオールスターがSG初出場となる西橋奈未(福井)は、がらがらの声で登場。「すいませんこんな声で」と照れくさそうな表情で、「みなさんのおかげでこのSGに出ることができました」と感謝の気持ちを込めていた。

 次に気合十分で登場してきたのが宮地元輝(佐賀)。マイクの前に立つと「5539人の宮地マニアのみなさんありがとうございます。全部背負って行きます!最後までしっかりと買ってください」と宮地マニアに力強くアピールしていた。

 “チルト3度男”の菅章哉(徳島)は「今日しか見に来られない方いらっしゃいますか?」とファンに質問。予想以上の返答に「結構いますね。じゃあ初日は内枠デーなのでバランスを取ろうと思ったが(チルト)跳ねて行きます」と宣言。会場を沸かせていた。

 ドリーム組の順番になると、“ボート界のお笑いパフォーマー”西山貴浩(37)=福岡・97期・A1=が、下着1枚で風船の中に入り登場。動くことができずマイクを要求し「これをするために何人の大人が動いたことやら。投票ありがとうございました。ポンコツが頑張ります。もう体力がありません」と全力のパフォーマンスに大盛況。その後のドリームインタビューでエンジンの気配を聞かれると「開会式の準備で何もしていない。今日はゆっくりして明日から頑張る」と笑わせていた。