シメオネ政権下で初めて3位以内を逃したアトレティコ、ラ・リーガ得点ランク1位スルロット&2位ドフビクの獲得を目指す

AI要約

アトレティコ・マドリーが、今季ラ・リーガの得点ランク1位&2位を走るストライカーの獲得を目指している。

アトレティコはチャンピオンズリーグ出場圏4位でシーズンを終えることが確定し、FWの刷新が必要と考えられている。

獲得を目指すストライカーはビジャレアルFWアレクサンダー・スルロットとジローナFWアルテム・ドフビクであり、実現するにはクラブ間交渉が必要となる。

シメオネ政権下で初めて3位以内を逃したアトレティコ、ラ・リーガ得点ランク1位スルロット&2位ドフビクの獲得を目指す

アトレティコ・マドリーが、今季ラ・リーガの得点ランク1位&2位を走るストライカーの獲得を目指しているという。スペイン『マルカ』が報じた。

19日のラ・リーガ第37節、本拠地シビタス・メトロポリターノでのオサスナ戦で1-4の惨敗を喫し、バレンシアを下したジローナに3位の座を確保されたアトレティコ。チャンピオンズリーグ出場圏4位でシーズンを終えることは確定しているとはいえ、ディエゴ・シメオネ政権下で初めて3位以内の座を逃す格好となった(シメオネ監督が12月末に到着し、最終的に5位となった就任シーズンは除く)。

無冠、ラ・リーガ4 位フィニッシュ、そして低調なパフォーマスぶりと芳しくない結果で今季を終えるアトレティコはチームの刷新に動くとみられているが、大きく変わりそうなポジションの一つがFWのようだ。『マルカ』曰く、怪我がちなFWメンフィス・デパイを放出対象として、さらにFWアルバロ・モラタの退団も噂される同クラブは、彼らの後釜としてビジャレアルFWアレクサンダー・スルロット、ジローナFWアルテム・ドフビクの獲得を狙っているとのことだ。

昨季ライプツィヒからのレンタルでレアル・ソシエダに在籍し、FW久保建英の相棒として名を馳せたスルロットは今季完全移籍によってビジャレアルに加入。ラ・リーガ第37節レアル・マドリー戦(4-4)では4ゴールを決めて同リーグ得点数を23まで伸ばし、現在得点ランク首位を走る(アシスト数は6)。一方のドフビクは今季ラ・リーガで旋風を巻き起こしたジローナのエースストライカーで、ここまでに21得点を決めて得点ランク2位に立っている(アシスト数は7)。

両ストライカーはどちらもビジャレアルとジローナと今夏以降も契約を結んでいるため、アトレティコが実際に獲得を実現する場合にはクラブ間交渉に臨む必要がある。なおビジャレアルは移籍金1000万ユーロをライプツィヒに支払ってスルロットを獲得し、ジローナはドフビクを引き入れるためドニプロに800万ユーロを支払っていた。