ジュリア、超満員札止めの旗揚げ戦もSareeeに完敗…「悔しい…こっから這い上がってやる」…旗揚げ戦全成績

AI要約

女子プロレス新団体「マリーゴールド」が後楽園ホールで旗揚げ戦を行い、13選手が参戦。メインイベントではジュリアと林下が敗れ、Sareeeとボジラが勝利した。

勝者のSareeeはジュリアとの一騎打ちを希望し、7月にビッグマッチ開催が発表される。また、初代王者決定戦も予定されている。

選手たちは敗北に悔しさを感じつつ、リベンジを誓い、新団体の歴史の幕開けを盛り上げている。

ジュリア、超満員札止めの旗揚げ戦もSareeeに完敗…「悔しい…こっから這い上がってやる」…旗揚げ戦全成績

◆マリーゴールド旗揚げ戦「Marigold Fields Forever」(20日、後楽園ホール)観衆1539

 女子プロレス新団体「マリーゴールド」が20日、後楽園ホールで旗揚げした。

 ロッシー小川氏が社長の同団体。所属選手は3月いっぱいで「スターダム」を退団したジュリア、林下詩美、桜井麻衣、MIRAI、ビクトリア弓月の5選手と高橋奈七永、石川奈青に加え、「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6選手が入団し計13選手での旗揚げとなった。また「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏がアシスタント・プロデューサー(AP)に就任した。

 超満員札止め1539人を集めた旗揚げ戦のメインイベントは、ジュリアが林下詩美と組んでSareee、ボジラと対戦した。

 ジュリアとSareeeの5年ぶりの対決が注目された一戦は、初来日のボジラが驚異的なパワーを発揮し試合を支配。観客のハートをわしづかみにするファイトを展開した。ジュリアも鋭いエルボー、林下も身長180センチのボジラの巨体を投げ捨てるなど食い下がったが、最後は28分06秒、ジュリアがSareeeのリストクラッチ式裏投げに沈み痛恨の旗揚げ戦での黒星を喫する屈辱にまみれた。

 試合後、マイクを手に勝ち誇るSareeeにジュリアはマリーゴールドへの定期参戦を要求。Sareeeも受諾し両者は一騎打ちを約束した。大会後、館内のスクリーンで7月13日に両国国技館でのビッグマッチ開催を発表。Sareeeはバックステージでこの日、明らかになったマリーゴールドのユナイテッドナショナル(UN)選手権でのジュリアとの一騎打ちを希望し両者の激突が不可避の状況に突入した。

 試合後、バックステージでジュリアは「あぁ~悔しい…」とうめき、旗揚げまでに支えてくれた人々への感謝を口にし「負けたことが本当に悔しい。絶対こっから這い上がってやる」とリベンジを誓った。さらに林下もSareeeへ「マリーゴールドへ来てくれるんだったら私は今日やり合えてないから私にも教えてくださいよ」と一騎打ちを要求していた。

 この日、新団体の2つのベルトを発表したロッシー小川氏は、王座決定戦を「両国でやりたいですね」と初代王者決定戦を行うことを明言した。ジュリアは「マリーゴールドの歴史は今日、始まりました。女子プロ界に旋風を起こす。詩美やってやりましょうよ!Sareeeぶっ飛ばしてやる!」とぶち上げれば林下も「ボジラ、ぶっ飛ばしてやる」と雪辱を誓った。

 ◆5・20旗揚げ戦全成績

 ▼startin over パッション注入2024 15分1本勝負

〇高橋奈七永(14分15秒、冷蔵庫爆弾→片エビ固め)ビクトリア弓月●

 ▼A対Aイデオロギー対決 15分1本勝負

〇青野未来(8分55秒、スタイルズクラッシュ→エビ固め)石川奈青●

 ▼The Power Contest 15分1本勝負

〇MIRAI(11分30秒、ラリアット→エビ固め)CHIAKI●

 ▼World beauty showdown~世界美女決戦~ 15分1本勝負

△桜井麻衣、ゼイダ・スティール(15分時間切れ引き分け)野崎渚、マイラ・グレース△

 ▼アクトレス・ニュータイム 20分1本勝負

〇天麗皇希、後藤智香(12分30秒、アメシストバタフライ→片エビ固め)翔月なつみ、松井珠紗●

 ▼マリーゴールド最強タッグ伝説 30分1本勝負

〇Sareee、ボジラ(28分06秒、リストクラッチ式裏投げ→片エビ固め)ジュリア●、林下詩美