高橋藍がサントリーに電撃移籍 来季から日本のSVリーグ参戦へ

AI要約

バレーボール男子日本代表の高橋藍がイタリア1部・セリエAのモンツァから日本のサントリーサンバーズに移籍することが決まった。サントリーが20日、発表した。

高橋は京都・東山高3年時の20年2月に全日本初選出。21年東京五輪に初出場し、日本の29年ぶり8強に貢献した。東京五輪後にセリエAのパドバと契約。22~23年シーズンはリーグ13位の300得点をマーク。イタリア3季目の23~24年シーズンはモンツァに移籍し、日本人では19季ぶりのプレーオフ準優勝、カップ戦のコッパイタリア、CEVチャレンジもともに準優勝を果たした。

藍は4月にシーズンを終えて帰国し、代表活動に入っている。シーズンを終えたばかりのため、21日開幕のネーションズリーグ1次リーグブラジルラウンド(R)には同行せず、国内で別調整。6月4日開幕の北九州Rから出場を予定。既に出場権を持つ今夏のパリ五輪では、72年ミュンヘン大会以来、52年ぶりのメダル獲得に期待がかかる。22歳の新エースが五輪、日本バレー界を盛り上げる。

高橋藍がサントリーに電撃移籍 来季から日本のSVリーグ参戦へ

 バレーボール男子日本代表の高橋藍(らん)がイタリア1部・セリエAのモンツァから日本のサントリーサンバーズに移籍することが決まった。サントリーが20日、発表した。SVリーグとして幕を開ける2024~25年シーズンからプレーする。

 高橋は京都・東山高3年時の20年2月に全日本初選出。21年東京五輪に初出場し、日本の29年ぶり8強に貢献した。東京五輪後にセリエAのパドバと契約。22~23年シーズンはリーグ13位の300得点をマーク。イタリア3季目の23~24年シーズンはモンツァに移籍し、日本人では19季ぶりのプレーオフ準優勝、カップ戦のコッパイタリア、CEVチャレンジもともに準優勝を果たした。

 サントリーは23~24年シーズンの国内Vリーグで2年ぶり10度目の優勝。昨年12月の世界クラブ選手権では日本勢初の銅メダルを獲得した国内屈指の強豪チームで、今年10月に新たに開幕するSVリーグに参戦する。

 SVリーグは男子10チーム、女子14チームが参戦する。Vリーグから規定が変更され、出場は外国籍とアジアの選手で1枠ずつだったものが、新規定では外国籍2、アジア1の計3枠になる。海外メディアでは世界的な選手が参戦することも報道されており、リーグのレベルが引き上げられることが見込まれる。

 藍は4月にシーズンを終えて帰国し、代表活動に入っている。シーズンを終えたばかりのため、21日開幕のネーションズリーグ1次リーグブラジルラウンド(R)には同行せず、国内で別調整。6月4日開幕の北九州Rから出場を予定。既に出場権を持つ今夏のパリ五輪では、72年ミュンヘン大会以来、52年ぶりのメダル獲得に期待がかかる。22歳の新エースが五輪、日本バレー界を盛り上げる。

 ◆高橋 藍(たかはし・らん)2001年9月2日、京都府生まれ。22歳。小学2年でバレーを始め、京都・東山高3年時の19年度に全日本高校選手権で優勝。日本代表初選出は20年2月。同年4月に日体大に進み、2年時に初出場した21年東京五輪で8強。同年11月にセリエAのパドバ入り。23―24年シーズンはモンツァでプレーし、リーグのプレーオフ準優勝。今春に日体大を卒業。最高到達点は343センチ。188センチ、83キロのアウトサイドヒッター。