【競輪】古性優作が番手を取り切って今年3度目の記念V~函館G3「五稜郭杯争奪戦」

AI要約

函館競輪の令和6年能登半島地震復興支援・開設74周年記念G3「五稜郭杯争奪戦」決勝では、古性優作が勝利し、記念制覇を果たしました。

古性優作は正攻法でレースを運び、松井宏佑を抜いて快勝しました。次はG1岸和田「高松宮記念杯」に出走予定です。

古性優作は今回の勝利について、練習での不調を乗り越えて良い結果を出せたとコメントし、次のレースに向けて準備を進める考えを述べました。

【競輪】古性優作が番手を取り切って今年3度目の記念V~函館G3「五稜郭杯争奪戦」

 函館競輪の令和6年能登半島地震復興支援・開設74周年記念G3「五稜郭杯争奪戦」決勝は最終日の19日、準決勝を勝ち上がった9選手によって第12Rで争われた。正攻法で運んだ古性優作(33)=大阪・100期=が、赤板過ぎに一気に仕掛けてきた松井宏佑の後ろに飛び付き、郡司浩平をさばいて番手を奪い取ると、直線で抜け出して快勝した。3月の松山74周年以来、今年3度目、通算11度目の記念制覇を果たした。松井が2着に逃げ粘り、古性―三谷竜生を追走した東口善朋が直線外を伸びて3着に入った。古性の次回出走予定は、6月11日に開幕するG1岸和田「高松宮記念杯」。

 古性優作「(車番的に)後ろからになると思っていたが、三谷さんがスタートを取ってくれたので戦いやすくなった。あとは松井君がどこから来るかだった。粘る予定はなくて、早めに来れば引いて、と思ったが、僕の横に来た時に合った感じになって粘る形になった。練習での筋肉痛を残して入ったが、日に日にそれが楽になったので感触は悪くなかった。高松宮記念杯に向けて取り組んでいる中で、今回はボチボチ走れたかな、と。次まで間隔が空くのはプラスなので、トレーニングを思い切りやっていきたい。高松宮記念杯を勝つというよりは、NO1になるための通過点なので、しっかりと取り組んでいきたい」