【大学野球】函館大が12季ぶりのリーグ優勝。8季連続制覇を狙う東農大北海道オホーツクに最終節で連勝

AI要約

函館大が東農大北海道オホーツクに13-4で大勝し、12季ぶり11度目のリーグ優勝を達成。

函館大は17安打を放ち、投手陣も3人が継投して快勝。久米音弥選手が2本の二塁打を放つ活躍。

北海道地区代表決定戦へ進出し、明治神宮大会出場を目指す函館大。若手中心のチームが可能性を示す。

 ◇北海道六大学野球秋季リーグ戦最終節最終日 函館大13―4東農大北海道オホーツク(2024年9月22日 とましんスタジアム)

 10試合制のリーグ戦の最終戦で、8勝1敗同士の2校が直接対決。函館大が東農大北海道オホーツクに13―4で大勝し、18年秋以来12季ぶり11度目のリーグ優勝を決めた。

 函館大は2回1死から、久米音弥(4年、横浜創学館)の右翼二塁打を皮切りに、犠打を挟んでの3連打で3点を先制。その後も9回の7点など大量17安打を放ち、投げては3投手が継投した。

 前回優勝の18年秋以降、今春までリーグ2位が6度と、あと一歩に甘んじてきた“宿敵”に、最終節で2連勝した。「学生がたくましくなった。1、2年生中心のチームなのでまだまだ可能性がある」と阪内俊喜監督(68)。2本の二塁打を放った久米音弥捕手(4年、横浜創学館)は「悔しい気持ちを忘れず、挑戦者の気持ちで戦ってきた」と喜んだ。

 函館大は北海道学生連盟代表として、明治神宮大会(11月)出場を懸けた札幌学生連盟代表(未定)との北海道地区代表決定戦(10月、函館オーシャン)に出場。6年ぶりの明治神宮大会出場を目指す。