中川直樹 チャレンジャー大会初の4強入り、トップシードのユーバンクスに逆転勝ち<男子テニス>

AI要約

男子テニスのコロンバス・チャレンジャーで、中川直樹が世界ランク429位の選手を破り、初のベスト4進出を果たした。

中川は補欠からの出場だったが、ジョーンズやベルナールを相手に勝利し、準々決勝では激戦の末、逆転勝利を収めた。

準決勝では元世界ランク14位の選手と対戦し、さらなる快挙に挑む。

中川直樹 チャレンジャー大会初の4強入り、トップシードのユーバンクスに逆転勝ち<男子テニス>

男子テニスのコロンバス・チャレンジャー(アメリカ/コロンバス、室内ハード、ATPチャレンジャー)は20日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク429位の中川直樹が第1シードのC・ユーバンクス(アメリカ)を2-6, 7-6 (7-4), 7-6 (7-4)の逆転で破り、ATPチャレンジャーで初のベスト4進出を果たした。

27歳の中川は今大会、補欠として本戦入りの待機をしていたが、開幕直前に本戦欠場者が出たためオルタネイトとして本戦入り。1回戦で世界ランク460位のJ・ジョーンズ(イギリス)、2回戦で同870位のA・ベルナール(アメリカ)を下して8強入りした。

準々決勝では世界ランク116位の強敵ユーバンクスと激突。第1セットは2度のブレークを許すなど自身も1度もブレークを奪うことができず落とすも、第2・ファイナルセットは接戦の末に2度のタイブレークを制した。最後はラリー戦からユーバンクスのショットがアウトになり勝負アリ。2時間27分で逆転勝ちをおさめた。

準決勝では元世界ランク14位のK・エドモンド(イギリス)と対戦する。エドモンドは準々決勝で第6シードのA・シェルバイ(ヨルダン)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には世界ランク143位のトゥロター・ジェームズと同253位のN・バサバレディ(アメリカ)が4強入りしている。