【スプリンターズS】競馬学校で調整中の香港馬2頭はゲート試験に合格 ムゲンは15-15を消化
白井市のJRA競馬学校で調整されている香港馬2頭が中山競馬場へ移動する準備を進めている。
ビクターザウィナーはゲート試験をパスし、状態に自信を見せる。
ムゲンも順調な調整を経て、来日後の状態が良好である。
[GⅠスプリンターズステークス=2024年9月29日(日曜)3歳上、中山競馬場・芝外1200メートル]
千葉県白井市のJRA競馬学校で調整されている香港馬2頭は20日、ともに発走調教審査に合格した。
今春のGI高松宮記念で3着だったビクターザウィナー(セン6・Cシャム)は左回りダートコースでダク、キャンター、常歩(なみあし)を消化してゲート試験をパス。「体調は問題ありません。前回来日したときよりさまざまな面で成長しています」とタム厩務員は状態に自信を見せた。
もう1頭のムゲン(セン6・Pン)は15-15程度で4ハロンほど走らせるなど意欲的な調整ぶり。「少し強めの負荷をかけて調整しました。この馬の長所であるメンタル面の強さを発揮できています」とリョン調教助手は来日後の順調さを強調した。
2頭は24日に中山競馬場へ移動する予定。