「トップ3に入るのは間違いない」圧巻連続セーブでドローに貢献したアーセナル守護神…「セーブも彼の功績」陰の立役者への感謝忘れず

AI要約

アーセナルのGKダビド・ラヤがアタランタ戦での活躍に感謝を表明

試合の展開やPKセーブについて述べる

自身のパフォーマンスとチームの課題について振り返る

「トップ3に入るのは間違いない」圧巻連続セーブでドローに貢献したアーセナル守護神…「セーブも彼の功績」陰の立役者への感謝忘れず

アタランタ戦で殊勲の連続セーブを見せたアーセナルのスペイン代表GKダビド・ラヤが、そのビッグプレーの陰の立役者への感謝を語った。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。

アーセナルは19日、アウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節でアタランタと対戦し、0-0のドローで試合を終えた。

ノースロンドン・ダービー、マンチェスター・シティとの大一番という2つのビッグマッチに挟まれた中で行われた、昨シーズンのヨーロッパリーグ王者とのアウェイゲーム。

立ち上がりはFWブカヨ・サカの直接FK、そのこぼれに反応したMFトーマス・パルティのシュートで続けざまの決定機を作るなど、まずまずの入りを見せたアーセナル。しかし、時間の経過と共に相手のハイインテンシティのプレー、とりわけ強烈なマンツーマン守備に苦戦。前半は最低限のゴールレスで折り返すも、後半立ち上がりにはMFエデルソンの仕掛けに対応したトーマスがボックス内でファウルを犯してPK献上。

絶体絶命のピンチを迎えたが、キッカーのFWマテオ・レテギが左を狙って蹴ったシュートをGKラヤが完璧な読みでストップ。さらに、こぼれ球に詰めたレテギのヘディングシュートも素早いリカバリーを見せた守護神が驚異的なセーブで阻み、事なきを得た。

ただ、メンバーを入れ替えた後半半ば以降も流れを引き戻すことはできず、敵地から勝ち点1を持ち帰るにとどまった。

同試合後のフラッシュインタビューで「キャリア最高のセーブではないかもしれないけど、トップ3に入るのは間違いない」と自画自賛したラヤだが、そのビッグプレーに関してGKコーチのイニャキ・カナ氏の助言が大きかったと感謝の言葉を伝えた。

PK献上の場面では判定自体の妥当性と共にトーマスとエデルソンの接触した位置を確認するため、VAR担当と主審の間で数分間のやり取りが行われていた。その際にラヤは一度ベンチに向かい、レテギの過去のPKデータの確認を含めカナ氏とコミュニケーションを取っていた。

その詳しいやり取りについての言及は避けたものの、同氏からの細かい助言があの場面で活きたと語っている。

「僕はあのタイミングでサイドラインに行く決断をした。長い待ち時間があり、ペナルティを受けるかどうかを決めるのに時間がかかったからだ」

「それで、ゴールキーパーコーチと話をして、どこに行くべきか、どこに行くべきでないか。何をすべきか、何をすべきでないかをよりよく理解しようとしたんだ」

「(PKストップ後は)素早く立ち上がってリバウンドをセーブした。無失点に抑え、チームが少なくとも1ポイントを獲得するのに貢献できたのは素晴らしいことだ」

「彼はあらゆる面で僕を大いに助けてくれ、彼の功績も大きいよ。彼はあらゆる面ですべての仕事をこなし、セーブも彼の功績だ」

「イニャキは僕にとても信頼を寄せてくれているんだ。僕はクラブとみんなのために結果を出さなければならない。今はいい状態だけど、いつものように改善すべき点がある」

自身のパフォーマンスを含め、難しい展開での2試合連続クリーンシートを評価した一方、ラヤはゲームコントロール、攻撃面での改善が必要だったと試合全体を振り返った。

「アタランタはアウェイチームにとって大変な場所だ。彼らは素晴らしいチームだからね」

「彼らは僕らをとれも苦しめた。一方で、彼らもPK以外ではそれほど多くのチャンスを作らなかった」

「僕らはもう少し良いプレーができたと思うし、試合をうまくコントロールできたと思うけど、今日はベストの状態ではなかった。だから、試合に勝てないなら負けないようにしようと考えていたよ」